四国アイランドリーグPlusの前期シーズンは23日、優勝へのマジックを1としていた首位の香川オリーブガイナーズが勝利し、2年連続5回目の前期優勝を果たした。今季の香川は新人右腕の又吉克樹が2完封を含む7勝(1敗)と活躍。田村雅樹、後藤真人に抑えの酒井大介とブルペン陣も磐石だった。攻撃は大原淳也(元DeNA)、桜井広大(元阪神)のNPB経験者が低打率に苦しんだものの、新人の生田目翔悟が打率3割台と結果を出した。6月は9勝2敗1分と大きく勝ち越し、徳島、愛媛との混戦を制した。香川は9月下旬のリーグチャンピオンシップで2年連続の年間王者を目指し、後期優勝チームと対戦する。
 4番・桜井、逆転タイムリー(香川7勝3敗1分、大洲、595人)
香川オリーブガイナーズ  5 = 110100200
愛媛マンダリンパイレーツ 4 = 021100000
勝利投手 後藤(3勝0敗)
敗戦投手 伴(0勝1敗)
セーブ   酒井(1勝2敗11S)
本塁打  (香)大原5号ソロ、桜井4号ソロ
       (愛)鶴田1号ソロ 

 徳島、3度の満塁機逃して終戦(高知5勝5敗、高知、404人)
徳島インディゴソックス   2 = 001001000
高知ファイティングドッグス 5 = 10004000×
勝利投手 中村(7勝4敗)
敗戦投手 小松(5勝1敗)
セーブ   吉川(1勝0敗9S)
本塁打  (高)村上4号ソロ、迫留2号3ラン

<順位表> 勝  負  分  勝率   差  残
1.香川   22 13  4  .629  優勝  1
2.徳島   20 16  2  .556  2.5  2
3.愛媛   17 17  3  .500  2.0  3
4.高知   12 22  2  .353  5.0  4


【BCリーグ】
◇前期
 カラバイヨ、2安打2打点の活躍(群馬5勝4敗、茅野市運動公園野球場、636人)
群馬ダイヤモンドペガサス   4 = 000100021
信濃グランセローズ       1 = 000001000
勝利投手 東風平(1勝0敗)
敗戦投手 ポリン(0勝4敗)
本塁打  (群)カラバイヨ10号ソロ

 石川、首位に浮上でマジック3(石川8勝0敗2分、敦賀市総合運動公園野球場、362人)
石川ミリオンスターズ     9 = 000170100
福井ミラクルエレファンツ   3 = 000110001
勝利投手 南(8勝3敗)
敗戦投手 福泉(1勝5敗1S)
本塁打  (石)石突2号3ラン、バルデス1号ソロ

 デニング、3安打4打点の活躍(新潟1勝2敗、県営富山野球場、994人)
新潟アルビレックスBC   7 = 320000200
富山サンダーバーズ     3 = 100100010
勝利投手 阿部(3勝2敗)
敗戦投手 隆史(4勝2敗)
セーブ   羽豆(2勝0敗8S)
本塁打  (新)デニング3号2ラン

雨天中止
群馬ダイヤモンドペガサス − 新潟アルビレックスBC
福井ミラクルエレファンツ − 信濃グランセローズ

<順位表> 勝  負  分  勝率   差  残
◇上信越地区
1.新潟  32  23  8   1  .742  優勝
2.群馬   31  13 16   2  .448  9.0
3.信濃   30  11  19  0  .367  2.5

◇北陸地区
1.石川   33  18  13  2  .581  M3
2.富山   33  18  14  1  .563  0.5
3.福井   31   7  20  4  .259  8.5