メジャーリーグのワールドシリーズは31日、第6戦を迎え、ボストン・レッドソックスがセントルイス・カージナルスを6−1で下し、4勝2敗として6年ぶり8回目のシリーズ制覇を決めた。レッドソックスは3回、ジェーン・ビクトリノが満塁の走者一掃のタイムリー二塁打を放って3点を先制。続く4回にはスティーブン・ドルーのソロ本塁打などで3点を追加してリードを広げる。1点を返された7回には、2死満塁の場面で田澤純一がマウンドへ。田澤は4番のアレン・クレイグをファーストゴロに仕留めてピンチを切り抜けた。そして5点リードのまま9回は抑えの上原浩治が登板。絶対的守護神となった右腕は3者凡退で完璧な投球をみせ、歓喜の瞬間を迎えた。
 上原、最後は三振で締める(レッドソックス4勝2敗、フェンウェイ・パーク)
セントルイス・カージナルス 1 = 000000100
ボストン・レッドソックス    6 = 00330000×
勝利投手 ラッキー(1勝1敗)
敗戦投手 ワカ(1勝1敗)
本塁打  (レ)ドルー1号ソロ