23日、サッカーロシアW杯グループGの第2節、ベルギー代表対チュニジア代表がモスクワで行われた。前半6分に先制したベルギーは終始、ゲームをコントロールし5対2でチュニジアを圧倒。連勝を果たし、勝ち点6でグループ首位に立った。

 

 アザール、ルカクがマルチゴール(モスクワ)
ベルギー 5-2 チュニジア
【得点】
[ベ] エデン・アザール(6分、51分)、ロメル・ルカク(16分、45+3分)、ミシー・パチュアイ(90分)
[チュ] ディラン・ブロン(18分)、ワフビ・ハズリ(90+3分)

 

 イングランドとともに勝ち点3でグループGの首位に立つベルギーがチュニジアと対戦。地力に勝るベルギーが開始早々からチャンスをつかんだ。前半5分にFWエデン・アザールがペナルティエリア右側、ぎりぎりのエリア内で倒されてPKを獲得した。これをアザールが自ら冷静に決めて先制。さらにベルギーは16分に、FWロメル・ルカクがFWドリース・メルテンスからのラストパスを確実に流し込み、リードを2点に広げた。


 リードされたチュニジアは18分、フリーキックを得るとFWワフビ・ハズリがゴール前にクロスを上げ、DFデュハン・ブロンが合わせてゴール。1点差のまま前半はアディショナルタイムまで進んだ。

 

 2対1で折り返すかと思われた前半48分、ベルギーのDFトーマス・ムニエのスルーパスに反応したルカクがふわりと浮かせたシュートでこの日、2点目。ベルギーが3対1と2点リードで前半を折り返した。

 

 後半に入ってもベルギーは攻め手を緩めず、後半6分には味方のロングパスを受けたFWエデン・アザールがディフェンスの裏をとってゴール。さらに後半終了間際、後半23分から途中出場のFWミシー・パチュアがダメ押しのゴールを奪い5点目。チュニジアもその後、アディショナルタイムに1点を返したが、試合は5対2のまま終了した。

 

 連勝を果たしたベルギーは次戦でイングランド代表と、チュニジアはパナマ代表と対戦する。