5日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で「第100回記念全国高校野球選手権大会」が開幕。第1日目は開会式の他、3試合が行われた。星稜(石川)OBの松井秀喜氏が始球式に登場した第1試合は星稜-藤蔭(大分)が対戦。1-1の同点で迎えた3回裏、星稜はタイムリー3本で勝ち越すと、4回と6回にも得点を加えて突き放した。7回に2点、8回には1点を返されたものの、9-4で逃げ切った。28年ぶりの出場となった藤蔭は甲子園初勝利を目指したが、初戦敗退に終わった。

 

 今年は記念大会のため、例年2校が代表となる北海道と東京に加え、地方大会の参加校が多い埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡の7府県からも2校が出場する。計56校が参加し、17日間(休養日を含む)で争われ、決勝は8月21日に行われる。

 

◇1回戦

 星稜の2年生エース奥川、最速150kmをマーク

藤蔭(大分) 4 = 010|000|210

星稜(石川) 9 = 103|203|00×

 

 済美、4回、連打と重盗で勝ち越し
済美(愛媛) 5 = 101|300|000
中央学院(西千葉) 4 = 200|100|010

 

 サヨナラ打の宮尾、5の3猛打賞
中越(新潟) 2 = 001|000|100
慶応(北神奈川) 3 = 101|000|001x