5月14日(水)
吉村、先制&ダメ押し打(徳島2勝1敗1分、オロナミンC、112人)
高知ファイティングドッグス 0 = 000000000
徳島インディゴソックス 6 = 21020100×
勝利投手 山本(2勝2敗)
敗戦投手 平良(0勝2敗)
<巨人・土田(元愛媛)、NPB初登板は1回1失点>
愛媛から巨人に入団した土田瑞起が14日、ひたちなか市民球場で行われた東京ヤクルト戦でNPB初登板を果たし、1回1失点だった。2011年に育成選手として巨人入りした土田は今季、春のキャンプでは1軍メンバーに抜擢。3月に支配下選手に昇格していた。
開幕1軍こそならなかったが、2軍では開幕からクローザーを務めて16試合に登板。自責点0で7セーブをあげ、イースタンリーグの3・4月度の月間MVPに選ばれた。好調ぶりを買われて10日に初めて1軍出場選手登録されていた。
1軍昇格から4試合目、2−9とビハインドの展開で初マウンドに上がった土田は、先頭の荒木貴裕をインコースのストレートで詰まらせながら、打球が内野と外野の間に落ち、出塁を許す。続く中村悠平にはフルカウントから四球を与えて一、二塁。代打の飯原誉士には一、二塁間を破られるタイムリーを打たれ、1死も取れないまま1点を失う。
しかし、ここから立ち直った。1番の山田哲人はスライダーでファーストへのファールフライ。2番の比屋根渉はフルカウントからスライダーで空振り三振を奪う。森岡良介はインハイの速球でファーストフライに打ち取り、最少失点に食い止めてデビュー登板を終えた。
ストレートの最速は150キロを記録し、勢いがあった。細かいコントロールには課題があるものの、力で押せる点は強みだ。中継ぎ陣がやや苦しいチームにおいて、今後につながるマウンドとなったに違いない。
<順位表> 勝 負 分 勝率 差
1.香川 11 4 2 .733
2.徳島 9 6 2 .600 2.0
3.愛媛 7 11 0 .389 3.5
4.高知 5 13 2 .278 2.0