25日、第91回選抜高校野球大会の出場校が発表された。今年の出場校は32校で、うち3校が21世紀枠。同枠には石岡一(茨城)、富岡西(徳島)、熊本西が選ばれた。3校とも春夏通じて初甲子園となる。

 

 北海道からは明治神宮大会優勝の札幌大谷と秋季大会準優勝の札幌第一が出場。関東・東京の最後の1枠は横浜、東海大菅生が候補にあがり、神奈川県大会優勝の横浜がセンバツ切符を手にした。その他、明治神宮大会準優勝の星稜(石川)などが順当に選ばれ、中国・四国の5校目は呉(広島)と高知商が候補となり、中国大会ベスト4で投手力に優れる呉が選出された。史上初の春夏春の3季連続優勝が期待された大阪桐蔭(近畿大会ベスト8)は出場を逃している。


 今年のセンバツは3月23日に阪神甲子園球場で開幕し、4月3日までの12日間(準々決勝翌日の休養日含む)。組み合わせ抽選会は3月15日に開かれる。出場全32校は下記のとおり。

 

◆2019年第91回選抜高校野球大会出場校
◎21世紀枠
石岡一(茨城・初)
富岡西(徳島・初)
熊本西(熊本・初)

 

◎北海道
札幌大谷(初)
札幌第一(2年ぶり3回目)

 

◎東北
八戸学院光星(青森・3年ぶり10回目)
盛岡大付属(岩手・2年ぶり5回目)

 

◎関東
桐蔭学園(神奈川・16年ぶり6回目)
春日部共栄(埼玉・22年ぶり3回目)
山梨学院(山梨・5年ぶり3回目)
習志野(千葉・10年ぶり4回目)
横浜(神奈川・5年ぶり16回目)

 

◎東京
国士舘(10年ぶり9回目)

 

◎東海
東邦(愛知・2年連続30回目)
津田学園(三重・17年ぶり3回目)

 

◎北信越
星稜(石川・2年連続13回目)
啓新(福井・初)

 

◎近畿
龍谷大平安(京都・3年ぶり41回目)
明石商(兵庫・3年ぶり2回目)
履正社(大阪・2年ぶり8回目)
智弁和歌山(和歌山・2年連続13回目)
福知山成美(京都・5年ぶり3回目)
市立和歌山(和歌山・3年ぶり6回目)

 

◎中国
広陵(広島・6年ぶり24回目
米子東(鳥取・23年ぶり9回目)
呉(広島・2年ぶり2回目)

 

◎四国
高松商(香川・3年ぶり27回目)
松山聖陵(愛媛・2年連続2回目)

 

◎九州
筑陽学園(福岡・初)
明豊(大分・10年ぶり3回目)
大分(大分・初)
日章学園(宮崎・初)