(写真:会場の皆さんと一緒にチャントを唄う筆者)

 新シーズンの到来を告げる「「愛媛FC2019 キックオフフェスタ」が1月27日(日)に行われ、会場には600名を超えるサポーターやファンが詰め掛け、大変賑わった。今年もエミフルMASAKI内のエミモール1階グリーンコート(伊予郡松前町にある大型ショッピングモール)でイベントは行われた。

 

愛媛新聞社

 

 

 

 

 私たち数名のサポーターは、イベント開始の4時間前に会場入りし、横断幕をイベント・ステージの周囲に設置し、スタジアムの雰囲気を再現。これから来場される観客の皆さんを出迎える準備を整えた。

 イベントは午後2時30分にスタート。最初の登壇は私。いつもの盛り上げ担当である。司会者の呼び込みと同時に、太鼓を抱えてステージへと駆け上がる。

 

 まずは、会場の皆さんと一緒に「基本コール(愛媛FCコール)」を練習。直後の本番では「My Home Ground」(ガンジンルーさんの楽曲)の一節を唄った流れで、基本コールを会場全体で大合唱! 皆さんの御協力もあり、広いショッピングモールの端まで響き渡るようなチャントとなり、満足のいくオープニングを飾ることができた。

 

(写真:イベント開始前に横断幕を掲出)

 その後は、各チームが次々に登場。最初は、愛媛FCレディースチームの赤井秀一監督と選手たち。昨シーズンは善戦したが、シーズン終盤に失速し、1部昇格の夢は叶わなかった。その悔しさをパワーに変えて、今シーズンにぶつけてもらいたい。

 

 レディースチームの後は、トップチームが登場した。川井健太監督を先頭に、選手たちが背番号順にひとりひとり、司会者に呼び込まれた。最後に背番号39下川陽太選手が呼び込まれ、全選手(1月27日時点の30名)が舞台上に勢揃いした。

 

 その後、来賓の挨拶が行われ、ファンによるイケメン投票の結果(ちなみに1位は川井健太監督!!)が発表されるなど、イベントが進む中、新加入選手が紹介された。

 

 2019シーズンの新加入選手は以下の通り。

・DF(背番号26)渡邊創太選手(前所属:愛媛FC U-18)

・DF(背番号39)下川陽太選手(前所属:松本山雅FC)

・MF(背番号8)長沼洋一選手(前所属:FC岐阜)

・MF(背番号13)岩井柊弥選手(前所属:愛媛FC U-18)

・MF(背番号28)清川流石選手(前所属:びわこ成蹊スポーツ大学)

・MF(背番号29)川村拓夢選手(前所属:サンフレッチェ広島)

・FW(背番号27)中川裕仁選手(前所属:興國高校)

 

 愛媛FCは、イベント終了後の2月5日に、MF(背番号33)山瀬功治選手(前所属:アビスパ福岡)の入団を発表。2月22日には、DF(背番号50)ムラデン・ユトリッチ選手(前所属:SV Kapfenberg)の加入を発表した。

 

 注目は、愛媛FC U-18からトップ昇格を果たした岩井選手と渡邊選手。プレミアリーグ(高円宮杯U-18サッカーリーグの1部リーグ)参入の原動力になった若き2選手が、トップチームでどんな成長を遂げ、どのような働きを見せてくれるのか、興味が尽きない。

 

 また彼らの先輩にあたる(愛媛FCユース出身の)清川選手も気になる存在だ。持ち前のスピードを生かした突破力はもちろんのこと、ユース所属時に魅せてくれた素晴らしいフリーキックは未だに私の脳裏に強く焼き付いている。そんな場面を早くプロの試合でも見てみたい。

 

 彼らのような「生え抜き」と言われるアカデミー出身者(地元出身者)が、トップチームに加わり、クラブを支えてくれるのは愛媛県人としてとても嬉しい。大先輩の(2007年に愛媛FCユースを卒団した)前野貴徳選手も指導に当たってくれると思うが、まずはプロ選手としての生活に慣れて欲しい。

 

(写真:会場を囲むように横断幕を設置)

 イベントが進み、2019シーズンのチームスローガンが発表された。今年のスローガンは「全進」。「サポーター・県民・スポンサー・クラブ・全員で前に進んで行く」という意味が込められただ。

 

 イベント終盤、会場では今季のキャプテンと副キャプテンが発表された。キャプテンはFW西田剛選手。副キャプテンにはFW河原和寿選手とDF前野貴徳選手、GK岡本昌弘選手の3名が選出された。

 

 副キャプテンを代表して河原選手が「先ずはキャプテンを支えられるようにひとりひとりがチームのために、そして、成長するために日々のトレーニングに励み、一試合一試合を全力で戦いたいと思っています。今シーズンも皆さんの応援、宜しくお願いします!」と挨拶した。

 

 続いてキャプテン西田選手の挨拶。

「今季で僕自身4度目のキャプテンをさせていただくこととなりました。毎シーズン、状況も立場もメンバーも違う中で、こうしてキャプテンとして、選手の代表として、チームを引っ張っていくことは、サッカーに携わる者としてもそうですが、人としても成長できると思っており、責任と覚悟を持って今シーズンも戦いたいと思っています。新加入選手も多く、若い選手も増えてきて、示さなければいけない立場であることは十分に分かっているので、副キャプテンと自分を中心に、今シーズン集った、このメンバーで一戦一戦を全力で皆さんと共に戦っていきたいと思います。そして愛媛県のスポーツ界を、サッカーで僕たちが引っ張っていけるように戦っていきたいと思っています。ひとりでも多くの方にスタジアムに足を運んでいただいて、声援を送ってくだされば、僕たち選手にとって何よりも力になると思いますので是非、今シーズンも熱い応援、熱いサポートを、宜しくお願い致します!」

 

 最後は川井監督の挨拶だ。

「(今季は)全進というスローガンにさせていただきました。僕が提案さした言葉ですが、“全”という言葉の中には、皆さん(サポーター)も入っています。クラブ全員、ファン・サポーター、そしてスポンサーの皆様と共に進んでいきたいと思っています。シーズン通して41試合、もちろん全て勝ちたいです。ただ、上手くいかない時もあると思います。そんな時も皆さんと一緒に悔しがったり、勝った時には喜んだり、そういうもの(感情)を共有できるようなシーズンにしていきたいです。

 

 最後には全員が満足いくようなシーズンにしたいです。それにはやはり、皆さんの熱い応援が必要だと思います。後ろの選手たちは、その期待に応えてくれる。僕自身も誇りに思う30名です。今シーズン、様々なことが起きるかもしれませんが、前を向いて全進していこうと思います。本当に一年間、長くなると思いますが、皆さんの熱い、そして温かい、時には厳しい声援を宜しくお願いします」

 

 イベントの最後にチームのキーマンそれぞれの口から力強いコメントが聞かれ、会場からは温かい拍手と大きな愛媛FCコールが送られた。

 

 選手たちからは強い結束力が感じられ、とても良い雰囲気の中、優れたチームができあがりつつある。昨シーズンの序盤のような苦しい思いは二度と味わいたくはない。目まぐるしいスケジュールに追われながらも、今季は喜びに溢れたシーズンにしたいものである。

 

 

愛媛新聞社

 

 

 

 

<松本 晋司(まつもと しんじ)プロフィール>

1967年5月14日、愛媛県松山市出身。愛媛FCサポーターズクラブ「Laranja Torcida(ラランジャ・トルシーダ)」代表。2000年2月6日発足の初代愛媛FCサポーター組織創設メンバーであり、愛媛FCサポーターズクラブ「ARANCINO(アランチーノ)」元代表。愛媛FC協賛スポンサー企業役員。南宇和高校サッカー部や愛媛FCユースチームの全国区での活躍から石橋智之総監督の志に共感し、愛媛FCが、四国リーグに参戦していた時期より応援・支援活動を始める。


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