四国アイランドリーグPlusの選抜チームが1日、NPBイースタンリーグの混成チーム(フューチャーズ)と神奈川・横須賀スタジアムで交流試合を行った。リーグ選抜は初回、小野知久(徳島)のタイムリー二塁打などで3点を先行。その後は相手に小刻みに得点を返されて同点に追い付かれるが、最終回、松嶋亮太(徳島)の二塁打で勝ち越し。関東遠征の初戦を4−3で制した。2日と3日も同カードが同所で行われる。
松嶋(徳)先制打&決勝打(横須賀)
アイランドリーグ選抜 4 = 300000001
フューチャーズ 3 = 100001010
[ア] グルジョン(高)−篠原(香)−入野(徳)−宍戸(徳)−デヘスス(高)
[フ] 松本(巨)−増渕(日)−齊藤勝(日)−古村(D)−トラヴィス(D)
<中日・又吉(元香川)、無傷の4勝目>
四国アイランドリーグplusの香川から中日に入団した又吉克樹が1日、ナゴヤドームでの横浜DeNA戦でNPB4勝目(0敗)をあげた。又吉は4−4の同点で迎えた6回、3番手で登板し、下位打線を三者連続三振に仕留め、流れを呼び込む。すると直後に打線が和田一浩の2ランで勝ち越し。勢いに乗った中日が12−4で大勝し、4連勝を収めた。
又吉は6月6日の1軍再登録以降は8試合連続で無失点。ヒットを打たれたのもわずか1試合で、2勝3ホールドをあげ、3位に浮上したチームとともに状態をあげている。
<サイクル安打の高知・アンヴィらに6月の「グラゼニ」賞>
四国アイランドリーグPlusは、6月度の「グラゼニ」賞に輝いた各球団の4選手を発表した。同賞は講談社の『週刊モーニング』に連載中の野球漫画「グラゼニ」とのコラボレーションで、観客に「お金を払っても見に来てよかった」と思わせるようなプレーをみせた選手が対象となる。受賞選手には「グラゼニ」の主人公である凡田夏之介の年俸(1800万円)にちなみ、18,000円が贈られる。
6月度の受賞選手と対象となったプレーは以下の通り。
徳島インディゴソックス
小野知久
5月30日、対香川9回表 起死回生の同点二塁打
6月6日、対香川 大勝に導く2二塁打4打点
香川オリーブガイナーズ
原口翔
6月20日、対高知8回表 ショートからの送球を一塁でワンバウンドキャッチし、勝利につなげる
愛媛マンダリンパイレーツ
横山徹也
6月3日、対香川8回表 素晴らしいブロックで同点のランナー生還を阻止
高知ファイティングドッグス
フレデリック・アンヴィ
6月15日、対愛媛 10年目にしてリーグ初のサイクル安打