四国アイランドリーグplusの香川から中日に入団した又吉克樹が13日、ナゴヤドームでの広島戦でNPB5勝目(1敗)をあげた。又吉は2−4とビハインドの展開で、5回に3番手で登板。下位打線を三者凡退に仕留め、流れを呼び込む。すると直後に味方が同点に追いつく。続く6回もマウンドに上がった又吉は、2死からピンチを招き、キラ・カアイフエに勝ち越しのタイムリーを許したが、その裏に再び打線がつながって逆転に成功する。中日は8−6で勝利し、又吉に白星がついた。
 又吉は5日の巨人戦(東京ドーム)で延長10回に登板し、長野久義にサヨナラ打を浴びてNPB初黒星を喫したが、10日の東京ヤクルト戦(神宮)ではリードの場面で2番手で投げ、1回を無失点に抑えていた。5勝はチーム内でも先発の山井大介(7勝)に次ぐ数字で、ブルペン陣の一員として確かな戦力になっている。

 6ホーマー飛び交う乱打戦制す(愛媛1勝1敗、観音寺、1,062人)
愛媛マンダリンパイレーツ 7 = 004000201
香川オリーブガイナーズ  8 = 15110000×
勝利投手 酒井(1勝0敗)
敗戦投手 河原(2勝3敗)
セーブ   篠原(5勝1敗10S)
本塁打  (愛)ベロス1号3ラン、高田5号ソロ
       (香)中本9号ソロ、10号ソロ、有山2号満塁、大原3号ソロ

 河本、先発で8回無失点 2戦連続の好投(徳島1勝、高知、312人)
徳島インディゴソックス   9 = 060010200
高知ファイティングドッグス 0 = 000000000
勝利投手 河本(4勝2敗3S)
敗戦投手 ビラセニョール(4勝2敗2S)
本塁打  (徳)吉村5号満塁