四国アイランドリーグPlusの後期シーズンは14日、優勝へのマジックを1としていた徳島インディゴソックスが最下位の香川オリーブガイナーズに勝利し、前期に続く優勝を決めた。前後期制覇を達成したのは2007年、10年の香川以来、史上2チーム目。昨年の後期から3期連続優勝となり、これは06年後期から08年前期まで4期連続で制した香川に次ぐ記録となった。
 後期は前期最下位の愛媛マンダリンパイレーツが首位を走り、徳島は残り4試合の時点では2ゲーム差をつけられていた。しかし、12日からの直接対決で連勝。ゲーム差なしの首位に立ち、マジック1を点灯させると、一気にゴールに飛び込んだ。徳島は年間勝率2位の愛媛とのリーグチャンピオンシップ(5戦制)で1勝のアドバンテージを得た。チャンピオンシップは20日にJAバンク徳島スタジアムでスタートする。

 4番・吉村の逆転打から一挙7点(徳島7勝4敗、レクザム、2,670人)
徳島インディゴソックス  10 = 070102000
香川オリーブガイナーズ  2 = 100100000
勝利投手 河本(8勝5敗3S)
敗戦投手 渡辺(1勝5敗)

 夏山、決勝スクイズ(高知3勝、東部、466人)
福岡ソフトバンク(3軍)   6 = 102010200
高知ファイティングドッグス 7 = 00103030×
勝利投手 グルジョン(3勝10敗)
敗戦投手 伊藤大
セーブ   デヘスス(3勝3敗12S)
本塁打  (ソ)張本2ラン

<順位表> 勝  負  分  勝率   差  残
1.徳島   23 10 6  .697  優勝  1
2.愛媛   24 12 3  .667  0.5  1
3.高知   11 20 7  .355 10.5  2
4.香川   11 24 3  .314  2.0  2

【BCリーグ】

◇後期
 木田、ホームラスト登板は3者三振(石川2勝2敗、石川県立野球場、2,631人)
群馬ダイヤモンドペガサス 6 = 101020110
石川ミリオンスターズ   10 = 20242000×
勝利投手 山中(2勝3敗)
敗戦投手 栗山(4勝4敗2S)
本塁打  (石)島袋9号ソロ、10号2ラン

 間曽、7回1安打無失点で6連勝(新潟4勝5敗2分、HARD OFF ECOスタジアム新潟、2,538人)
信濃グランセローズ    0 = 000000000
新潟アルビレックスBC  2 = 01001000×
勝利投手 間曽(13勝4敗)
敗戦投手 有斗(6勝2敗)
セーブ   羽津(2勝1敗14S)
本塁打  (新)平野5号ソロ、萩島3号ソロ

<順位表>
〜上信越地区(後期)〜
 勝   負   分   勝率   差       
 新潟   21    7   7  .750  優勝
2 信濃   16   15   4  .516  6.5
3 群馬   14   17   4  .452  2.0

〜北陸地区(後期)〜
 勝   負   分   勝率   差       
 石川   17   15   3  .531  優勝
2 富山   14   19   2  .424  3.5
3 福井   12   21   2  .364  2.0