高知ファイティングドッグスは23日、高知でキャンプ中の埼玉西武ライオンズ(B班)と交流試合を行った。高知は初回に3点を先行し、逆転を許した後も同点に追いつく粘りをみせたが、5−7で敗れた。

 17日のオリックス戦ではわずか3安打だった闘犬打線は初回から活発だった。4番・真輝のタイムリー2塁打で先制点をあげると、新加入の呉武烈(韓国)が2点打を放ち、西武先発の長田秀一郎から3点を奪う。

 中盤に3−5とゲームをひっくり返されたが、最終回となった7回、6番手として登板したベテランの谷中真二を攻略した。先頭の呉がこの日、3本目となる安打で出塁すると、エンドランでチャンスを拡大し、新入団の工藤祐輝(旭川大)がタイムリー。その後、西武のミスに乗じて5−5のタイスコアに持ち込む。

 ところがその裏、マウンドにあがった4年目の上里田光正が、種田仁、三浦貴に長打を浴び、勝ち越された。1軍で実績を残し、他球団を戦力外通告になった2選手に意地を見せつけられた格好だ。高知は7イニングの試合で打線は8安打。しかし、3失策とミスも目立った。

 呉、3安打2打点の活躍(春野球場)
高知ファイティングドッグス 5 = 3000002
埼玉西武(B班)        7 = 0113002 (練習試合のため7回で打ち切り)
[高] 西川−ミン−野原−吉川−上里田
[西] 長田−藤原−田沢−平野−山本歩−谷中


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