7月25日発売! 『負け組の奇跡 〜TDK野球部 栄冠への321日〜』

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 2006年9月5日、都市対抗野球大会決勝戦。過去一度も白星をあげたことがなかったTDK(秋田県にかほ市)が強豪・日産自動車(神奈川県横須賀市)を4−3で下し、東北勢としては初の優勝に輝いた――。
 これは、長い間「負け組」だった野球部を、一人の監督が改革し「廃部」の危機から救った奇跡の物語である。
 2005年12月、TDK野球部に新監督が就任した。船木千代美、当時51歳。
 船木は地元、秋田市立高時代、エースとして2度甲子園に出場。法政大学では1学年下の江川卓(元巨人)とともに黄金時代を築いた。卒業後、社会人野球名門の熊谷組に入社し、小学校時代からライバルだった落合博満(中日監督)と対戦するなど、常にアマチュア界トップの中で自らのピッチングを磨き上げてきた。

 その船木が監督に就任して、まず初めに取り組んだのが選手たちの意識改革だった。負けることに慣れ、闘争心を忘れかけていたチームに喝を入れるため、過酷な環境を与えた。通常、野球部は午前中のみ勤務し、午後からは練習に入る。しかし、船木は冬季期間中、他の社員と同じ勤務時間働き、練習は終業後の夕方からという厳しい条件を突きつけた。開始時刻が遅くなれば、当然終了時刻も遅くなる。厳しい寒さの中、練習は毎日深夜にまで及んだ。
「なぜ、こんなに辛い思いをしてまで、オレたちは野球をやっているんだ……」。あまりの辛さに、選手たちは気持ちが萎えることもあった。しかし、最後にたどり着いたのは「勝ちたい」という勝利への執念だった。

 そして迎えた都市対抗野球大会。目標は「悲願の一勝」だった。ところが――。

 一時は「廃部」さえも噂され、「負け組」だったTDK野球部を、就任一年目の船木監督がどのように「戦う集団」へと成長させていったのか。さらに、一勝が目標だったチームが、どのように強豪チームを次々と倒していったのか――。

 船木監督の就任から奇跡の都市対抗優勝までの321日を綴った完全ノンフィクション『負け組の奇跡 〜TDK野球部 栄冠への321日〜』は7月25日(水)発売! 二宮清純が現地取材で見て、訊いて、感じたこと全てを集結させた超大作。どうぞ、お楽しみください。


『負け組の奇跡 〜TDK野球部 栄冠への321日〜』
序 章 廃部の危機
第1章 戦う集団
第2章 執念のサヨナラヒット
第3章 新人の成長
第4章 劇的な幕切れ
第5章 補強選手たちとの結束
第6章 一気に頂点へ
終 章 故郷の喝采

(ソフトバンククリエイティブ/定価:1,575円(税込)二宮清純著)

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