日本サッカー協会は18日、親善試合・韓国代表戦(25日、日産スタジアム)と2022カタールアジア2次予選・モンゴル代表戦(30日、フクダ電子アリーナ)のメンバーを恩来会見で発表した。DF山根視来(川崎フロンターレ)、MF江坂任(柏レイソル)MF坂元達裕(セレッソ大阪)ら8名が代表初選出となった。

 

 初選出は山根、江坂、坂元のほかGK前川黛也(ヴィッセル神戸)、DF中谷進之介(名古屋グランパス)、DF小川諒也(FC東京)、MF原川力(セレッソ大阪)、MF川辺駿(サンフレッチェ広島)だ。

 

 森保一監督は初選出の理由をこう語った。

「ひとりひとり、武器がある。個で打開もできるし、組織プレーもできるから選んだ」

 

 宿敵・韓国との対決は10年ぶりだ。ライバル国とのマッチメイクについて反町康治技術委員長は「現場から、“強い相手と戦いたい”というリクエストがあったから」と語り、こう続けた。

「ライバル相手にどれだけ通用するか。そこで出た課題を抽出し、いかに次につなげられるかが大事」

 

 韓国とは毎度、プレー強度が高い試合が展開される。今回は国内組から14名(うち8名が初選出)が選出されている。激しい肉弾戦が予想される中、国内組はアピールの大きなチャンスである。フィジカルコンタクトが激しい国際試合でも通用するか――。Jリーガーたちの意地を見せてもらいたい。

 

<日本代表メンバー>

GK

西川周作(浦和レッズ)

権田修一(清水エスパルス)

前川黛也(ヴィッセル神戸)

 

DF

吉田麻也(サンプドリア)

佐々木翔(サンフレッチェ広島)

松原健(横浜F・マリノス)

山根視来(川崎フロンターレ)

畠中槙之輔(横浜F・マリノス)

中谷進之介(名古屋グランパス)

小川諒也(FC東京)

冨安健洋(ボローニャ)

 

MF

江坂任(柏レイソル)

遠藤航(シュツットガルト)

伊東純也(ゲンク)

原川力(セレッソ大阪)

南野拓実(サウサンプトン)

古橋亨梧(ヴィッセル神戸)

守田英正(サンタクララ)

川辺駿(サンフレッチェ広島)

鎌田大地(フランクフルト)

坂元達裕(セレッソ大阪)

 

FW

大迫勇也(ブレーメン)

浅野拓磨(パルチザン)

 

(文/大木雄貴)