24日、プロ野球の日本シリーズ第4戦が東京ドームで行われ、東京ヤクルトがオリックスを2対1で下し、3勝1敗、20年ぶりの日本一に王手をかけた。

 

 ヤクルトの先発は石川雅規、オリックスは山崎颯一郎。2回、ヤクルトは先頭打者のサンタナがライトスタンドにソロホームランを放ち、先制。先発の石川は5回までオリックス打線を1安打に抑える好投で、1点のリードを守った。


 6回、オリックスは2死から福田周平がヒットで出塁し、続く宗佑磨もライト前へ弾き返した。この打球をライトのサンタナがファンブルし、一塁走者の福田が一気にホームイン。オリックスが1対1、同点に追いついた。


 その裏、ヤクルトは2死一、二塁の場面で、7番オスナが代わった3番手・比嘉幹貴からセンター前に弾き返し、すかさず勝ち越し。7回は石山泰稚、8回は清水昇とつなぎ、最後はマクガフが吉田正尚にヒットを打たれたものの、T-岡田をファーストゴロに打ち取り、ゲームセット。王手をかけたヤクルト・高津臣吾監督は「毎日、接戦でちょっと疲れるんですけど、1点を与えない、なんとか1点を奪うということができている気がします。(日本一に向け)1つ全力で戦うのみ、1つ全力で勝ちたいと思いますと語った。

 

 第5戦は25日、東京ドームで18時にプレーボール。

 

 

11月24日(木)
◇日本シリーズ

 石川、71年ぶり40歳代日本S勝利。史上2人目(ヤクルト0勝0敗 東京D)
オリックス 1 = 000|001|000
東京ヤクルト 2 = 010|001|00×
勝利投手 石川(1勝)
敗戦投手 増井(1敗)
セーブ マクガフ(1敗2S)
本塁打 (ヤ)サンタナ2号ソロ

 

(文/SC編集部・西崎)