現地時間27日、ボクシングのIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦がアメリカ・ニューヨーク州で行われ、同級3位の尾川堅一(帝拳)が2位のアジンガ・フレジ(南アフリカ)を判定で下した。尾川は2017年にもIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦で勝利していたが、ドーピング検査で禁止薬物の陽性反応を示したことがわかり、タイトル獲得を取り消されていた。1年間の出場停止を経て、再起。再び世界戦への挑戦権を得た。幻の世界王座獲得から約4年。聖地マディソン・スクエア・ガーデンで栄冠を手にした。