日本サッカー協会は7日、来年1月21日に埼玉スタジアムで行われるキリンチャレンジカップ2022(対ウズベキスタン代表戦)のメンバーを発表した。FW大迫勇也(ヴィッセル神戸)、DF長友佑都(FC東京)、DF酒井宏樹(浦和レッズ)らが順当に選ばれる中、DF瀬古歩夢、DF西尾隆矢(ともにセレッソ大阪)、FW小柏剛(北海道コンサドーレ札幌)、MF荒木遼太郎(鹿島アントラーズ)が代表初招集となった。

 

 1月21日はインターナショナルマッチウィーク(国際Aマッチデー)期間外のため国内組のみの招集となった。

 

 注目は鹿島アントラーズの荒木だ。彼は今季リーグ戦36試合に出場し、10ゴール7アシスト。10代の選手としては城彰二以来、27年ぶりの二桁ゴールを記録。今季のベストヤングプレーヤー賞を受賞した。

 

 森保一監督は貴重なテストマッチについて、こう語った。

「このウズベキスタンの戦いを良い準備の機会として、その後のアジア最終予選に向けてコンディションを上げていきたい。

 久々の招集となった選手は戦術をもう一度思い出してもらいたい。初招集組は自分の色を出してほしい。国内組のみの編成は私も楽しみ。“Jリーグにもいい選手はいる”と見せて欲しい」

 

 森保監督が常々口にする「世代間の融合」は実現するのか。常連組の大迫、長友、酒井らを押しのけて、若手の名前がスタートリストに載ることを期待したい。

 

◆ウズベキスタン戦メンバー◆

GK

権田修一(清水エスパルス)

谷晃生(湘南ベルマーレ)

DF

長友佑都(FC東京)

佐々木翔(サンフレッチェ広島)

酒井宏樹(浦和レッズ)

谷口彰悟(川崎フロンターレ)

山根来視(川崎フロンターレ)

中谷進之介(名古屋グランパス)

瀬古歩夢(セレッソ大阪)

西尾隆矢(セレッソ大阪)

MF/FW

大迫勇也(ヴィッセル神戸)

稲垣祥(名古屋グランパス)

江坂任(浦和レッズ)

武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)

脇坂泰斗(川崎フロンターレ)

相馬勇紀(名古屋グランパス)

前田大然(横浜F・マリノス)

旗手怜央(川崎フロンターレ)

小柏剛(北海道コンサドーレ札幌)

上田綺世(鹿島アントラーズ)

渡辺皓太(横浜F・マリノス)

荒木遼太郎(鹿島アントラーズ)

 

(文/大木雄貴)