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二宮清純「スポーツのツボ」

第92回 借りを返すために、一歩ずつ(山口茜)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 あるオリンピックで、寸でのところでメダルを逃した選手がいる。4位という順位は立派な入賞のはずだが、その選手には無力感しか残らなかったという。「オリンピックに出たと言うと、必ず聞かれるんです。“メダル
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二宮清純「スポーツのツボ」

第91回 2019年へより強く、よりうまく(大野均)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 2020年東京オリンピック・パラリンピックに隠れがちだが、その前年にはラグビーW杯が日本で開催される。 ラグビーW杯は過去8回開かれているが、開催国・地域はいずれもティア1。(北半球ではイングランド
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二宮清純「スポーツのツボ」

第90回 広島25年ぶり優勝は「球場力」

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 広島カープ25年ぶりのリーグ優勝の真の立役者は、2009年に完成した3万3千人収容のマツダスタジアムだったのではないか。 広島の黄金期は1980年代だ。リーグ優勝3回(80、84、86年)、うち日本
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二宮清純「スポーツのツボ」

第89回 王国の呪縛、ついに解かれる(ネイマール)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 サッカー界の七不思議のひとつに「ブラジルはオリンピックでは優勝できない」というジンクスがあった。 サッカーがオリンピックの正式競技に採用されたのは1900年のパリ大会からだが、最多優勝国はハンガリー
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二宮清純「スポーツのツボ」

第88回 Bリーグの興廃は開幕戦にあり!

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 チームスポーツではあるが、イメージ的には宮本武蔵と佐々木小次郎の“巌流島の戦い”だ。 今秋スタートする男子プロバスケットボール・Bリーグの開幕カードがアルバルク東京と琉球ゴールデンキングスに決まった
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二宮清純「スポーツのツボ」

第87回 2020年東京、テロへの備え

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 もし2020年夏季五輪の開催都市が東京ではなくイスタンブールに決まっていたら、IOC幹部は今頃、眠れない日々を送っていただろう。 去る6月28日、(日本時間29日)イスタンブールのアタチュルク国際空
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二宮清純「スポーツのツボ」

第86回 “マイアミの奇蹟”の舞台裏

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 あれから、ちょうど20年が経つ。これは長い取材者生活の中でも、5指に入るアップセットである。 アトランタ五輪ながら舞台はマイアミ。サッカー日本U‐23代表対ブラジル同代表。奇蹟を演出したのは夕闇に生
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二宮清純「スポーツのツボ」

第85回 大統領職務停止、リオ五輪の光明

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 政府会計の不正処理を問われて弾劾裁判にかけられ、最長で180日間の職務停止処分を受けたブラジルのジルマ・ルセフ大統領に対するIOCトーマス・バッハ会長の反応はつれないものだった。「オリンピックの準備
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二宮清純「スポーツのツボ」

第84回 アリvs.猪木、凡戦か名勝負か!?

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 6月26日が「世界格闘技の日」として制定されたのは、ちょうど40年前のこの日、去る6月3日に他界したボクシングヘビー級王者モハメド・アリとプロレスラーのアントニオ猪木が「格闘技世界一決定戦」と銘打っ
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二宮清純「スポーツのツボ」

第83回 なでしこを育む土づくりから(佐々木則夫)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)の指揮官として11年ドイツW杯優勝、12年ロンドン五輪銀メダル、15年カナダW杯準優勝など輝かしい戦績を残した佐々木則夫が退任した。 直接的な退任理由はリオデ
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