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二宮清純「スポーツのツボ」

第72回 リングで試される“6年”の重み(魔裟斗)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 日本人初のK-1王者(ミドル級)の魔裟斗(本名・小林雅人)が6年ぶりにリングに戻ってくる。相手は格闘技団体UFOに所属する山本KID徳郁。この2人は11年前に対戦し、魔裟斗に軍配が上がった。 なお、
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二宮清純「スポーツのツボ」

第71回 昭和の「リアル」天龍、最後の雄姿

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

「女房には“自分の足で歩いて帰ってきてね”とだけ言われてるんだ」 引退試合を前に天龍源一郎は、そう語っていた。 ちゃんと自分の足で、家まで歩いて帰れたのだろうか……。それは見ているこちらが心配になるほ
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二宮清純「スポーツのツボ」

第70回 五輪への壁を突き崩せるか(島本雄二)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 素手で殴り合い、素足で蹴り合う。身を守る防具は一切ない。 フルコンタクト空手のオープントーナメント「全世界空手道選手権大会」の王座に25歳の島本雄二が就いた。死闘の末の「世界一」だった。 決勝の相手
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二宮清純「スポーツのツボ」

第69回 猛虎復活の道を先頭に立って拓く(金本知憲)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 プロ野球(NPB)の監督になるのは、大臣になることよりも難しいと言われる。 第3次安倍改造内閣の官僚の数は総理を含め20。 これに対してNPBの監督のイスは12しかない。確かに、“狭き門”だ。 リー
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二宮清純「スポーツのツボ」

第68回 五郎丸、イチロー 「小事」の重要性

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 世界ランキング3位(当時)の南アフリカ相手に34対32。ラグビーW杯史上最大の番狂わせの立役者となったのが日本代表FB五郎丸歩だ。 2ゴール5PG1トライで計24得点。蹴る前の忍者のような仕草は、す
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二宮清純「スポーツのツボ」

第67回 五輪強化には「継続は力なり」

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 JOCは2020年東京五輪での目標を「世界3位」に置いている。 それを後押しするのが遠藤利明五輪担当相だ。「私は(金メダルを)30個取れと厳命している。取れなかったらクビになる人が出ると思っているが
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二宮清純「スポーツのツボ」

第66回 狂おしき完全燃焼への挑戦(中山雅史)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

アスリートは大きく二つのタイプに分けられる。一つは自らが思い描くパフォーマンスができなくなったと判断した時点で潔く身を引くタイプ。そして、もう一つがボロボロになりながらも、自らの限界に挑戦しようとする
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二宮清純「スポーツのツボ」

第65回 比類なき偉業を改めて思い出す(野村忠宏)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

柔道ルーツ国の日本にあっても、3大会連続でオリンピックを制した選手は野村忠宏しかいない。言うまでもなくアトランタ、シドニー、アテネ男子60キロ級のチャンピオンである。その野村が先日、現役引退を表明した
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二宮清純「スポーツのツボ」

第64回 生きる、闘う不屈のファイター(垣原賢人)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 がんと闘ったプロレスラーは少なくない。新日本プロレスなどで活躍した西村修は1998年9月から、後腹膜腫瘍のため長期欠場を余儀なくされた。1年8カ月後に復帰し、現在は文京区の区議会職員を務めている。 
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二宮清純「スポーツのツボ」

第63回 東北勢、悲願の甲子園Vなるか!?

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 100周年を迎える高校野球の“七不思議”のうちのひとつといっても過言ではあるまい。 春夏通じて東北勢は10回、決勝に進出しているが、まだ1校も頂点に立っていない。 光星学院(青森)に至っては2011
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