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マイナースポーツのヒーローたち

長谷川玄(ラクロス)「世界を変える目立ちたがり屋」

「勝たなきゃいけない試合。でも、ここがゴールじゃない。それ以上を求めていました」 男子史上初の全日本ラクロス選手権5連覇を成し遂げたFALCONSのMF長谷川玄はそう言い切った。元来はお調子者。勝利に
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大久保亜弥(フリースタイルスキー・スロープスタイル)波より雪に惚れた“湘南スキーヤー”

 ジャンプ、大回転、クロスカントリー、モーグル……多くのスキー種目のなかで、フリースタイルスキーの「スロープスタイル」は、次々とアクロバティックな演技が繰り出されるエンターテイメント性の高いスポーツだ
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松田干城(総合格闘技)「アウェーで挑戦し続けるファイター」

 母国での戦いながら気分はアウェーだった。 2012年12月16日に行われた格闘技大会「GLADIATOR49」(ディファ有明)。プロ格闘家・松田干城は日本のリングに初めて立った。米国ボストンを拠点に
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小橋勇利(自転車ロードレース)<後編>「日本人初のツール・ド・フランス制覇へ」

二宮: 高2の夏、いよいよ本場のヨーロッパでのレースに参戦します。肌で実感した世界のレベルは?小橋: 確かに日本とは全くレベルは違いましたが、意外と“いけるかもしれない”と感じたレースになりました。最
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小橋勇利(自転車ロードレース)<前編>「“奇跡の優勝”で見つけた長所」

 昨年実施された第2回「マルハンワールドチャレンジャーズ」では、第1回を上回る657名(チーム)のアスリートから応募があった。書類選考を経て、14名(チーム)が8月に都内で開催された最終オーディション
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小原聡将(ジェットスキー)「世界で水を斬る若きサムライ」

 ブブブブン、ブンブン、ブーンブーン、グイーーーーン! 静かな岸辺に響き渡るモーター音が心地よい。白地のマシンが水面を滑ると、その後を追いかけるように、水しぶきが天高く舞い上がる。太陽に照らされた水滴
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黒須成美(近代五種)<後編>「200万円がなければ競技は続けられなかった」

二宮: 黒須さんはまだ21歳ですから、次のリオデジャネイロはもちろん、東京が招致に乗り出している2020年の五輪に出ることも年齢的には可能ですよね。黒須: はい。私も3回くらいは五輪に出られればいいな
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黒須成美(近代五種)<前編>「五輪の落馬から得た“収穫”」

 第1回の「マルハンワールドチャレンジャーズ」から、この夏のロンドン五輪では3選手が出場した。その中で日本人女子では初めて近代五種で大舞台に立ったのが黒須成美だ。近代五種はフェンシング、水泳、馬術(障
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西田宗城(車いすランナー)<後編>「走り始めたRoad to Rio」

「うわぁ、めちゃくちゃ、かっこえぇなぁ」 ある日、何気なくテレビをつけると、ひとりの車いすランナーが気持ちよさそうに風を斬って走っていた。両腕には隆々とした筋肉がついていた。その姿に西田はひと目で憧れ
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西田宗城(車いすランナー)<前編>「背中を押してくれた“World Challengers”」

「このままでえぇんやろか……」 ちょうど1年前、西田宗城はひとしきり悩みを抱えていた。車いす陸上を始めて6年。はじめは趣味の域であったが、徐々に力をつけてきた西田は2010年9月からは「パラリンピック
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