第95回記念選抜高校野球大会(18日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が10日、大阪市内で行われ、出場する全36校の初戦カードが決定した。組み合わせ抽選会は、新型コロナウイルスの影響で2021、22年はオンライン形式での実施だったが、今年は4年ぶり(20年は大会中止)に各校の主将が集まり、対面で行われた。

 

 夏春連覇を狙う仙台育英(宮城)は、西武などで活躍した清原和博さんの次男・勝児(1年)擁する慶応(神奈川)と4日目に戦うことが決まった。昨年の優勝校で秋の神宮大会を制した大阪桐蔭(大阪)は、8年ぶりの優勝を目指す敦賀気比(福井)と3日目に対戦。センバツ最多優勝(5回)の東邦(愛知)は、2日目に鳥取城北(鳥取)と顔を合わせる。

 

 選手宣誓は、全36校の主将全員による抽選の結果、高松商(香川)の横井亮太に決定した。21、22年は大会初日に出場する6校の主将の中から決められていたが、今回から出場する全校の主将が抽選対象となる、“コロナ前”の方式に戻っている。

 

 初戦の対戦カードは下記の通り。

 

<第1日>

東北(宮城)―山梨学院(山梨)…①

北陸(福井)―高知(高知)…②

大垣日大(岐阜)―沖縄尚学(沖縄)…③

 

<第2日>

東邦(愛知)―鳥取城北(鳥取)…④

大分商(大分)―作新学院(栃木)

英明(香川)―智弁和歌山(和歌山)

 

<第3日>

海星(長崎)―社(兵庫)

二松学舎大付(東京)―広陵(広島)

敦賀気比(福井)―大阪桐蔭(大阪)

 

<第4日>

能代松陽(秋田)―石橋(栃木)

龍谷大平安(京都)―長崎日大(長崎)

仙台育英(宮城)―慶応(神奈川)

 

<第5日>

光(山口)―彦根総合(滋賀)

常葉大菊川(静岡)―専大松戸(千葉)

城東(徳島)―東海大菅生(東京)

 

<第6日>

健大高崎(群馬)―報徳学園(兵庫)

氷見(富山)―①の勝者

②の勝者―履正社(大阪)

 

<第7日>

クラーク記念国際(北海道)―③の勝者

④の勝者―高松商(香川)