加納虹輝、東京五輪団体金に続き個人で金! ~パリ五輪・フェンシング男子エペ個人~

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 パリ五輪大会5日目が29日(日本時間)に行われ、フェンシング男子エペ個人は東京五輪団体金メンバーの加納虹輝(JAL)が金メダルを獲得した。五輪フェンシング個人種目での金メダルは日本勢初。その他の日本勢は山田優(山一商事)が7位、見延和靖(ネクサス)が12位だった。

 

(写真:決勝で地元フランス選手に勝利、金メダルを獲得した加納 ©公益社団法人日本フェンシング協会)

 日本フェンシング界に新たな歴史が打ち立てられた。1896年アテネ大会から正式競技に採用され、日本の出場は1952年のヘルシンキ大会が最初だ。2008年北京大会で太田雄貴が男子フルーレ個人で初の表彰台(銀メダル)。前回の東京大会男子エペ団体で初の金メダルを獲得した。その団体メンバーの加納が2大会連続の快挙だ。

 

 既にエペ個人初のメダルが確定した決勝、地元フランスのヤニック・ボレルと対峙した。18年の世界王者で、オリンピックは4大会連続出場中。16年のリオデジャネイロ大会金メダルメンバーだ。3回戦で見延、準々決勝で山田を破っている。

 

(写真:昨年5月に世界ランキング1位に立った。鋭い出足で正確なアタックを披露 ©公益社団法人日本フェンシング協会)

 地元の大声援を受けるボレル。完全アウェイ状態の中、先制したのは加納だ。圧力をかけてくる相手に対し、カウンターを突く。試合を優位に運び、14-9とリードした。勝敗が決したのは第3セット、残り2分。小刻みにステップを踏みながらチャンスを窺っていた加納がボレルの懐を突いた。試合を決める15点目が入り、加納の金メダルが決まった。

 

 東京五輪の団体に続き、金メダルを獲得した。日本時間の8月2日から3日かけて行われる団体で、2連覇&今大会2冠を狙う。

 

(文/杉浦泰介)

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