日本Sは阪神vs.ソフトバンク 最終戦までもつれたパはソフトバンクが競り勝つ ~パ・リーグCSファイナルステージ~
プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第6戦が、福岡・みずほPayPayドームで行われ、リーグ優勝の福岡ソフトバンクが、同2位の北海道日本ハムを2対1で下した。この結果、通算成績4勝3敗(リーグ優勝のアドバンテージ1勝を含む)としたソフトバンクが2年連続の日本シリーズ進出を決めた。セ・リーグ覇者の阪神と25日から4戦先勝方式で対戦する。
モイネロ、中4日で7回失点の力投(ソフトバンク4勝3敗 みずほPayPay)
北海道日本ハム(リーグ2位)
1=000|100|000
2=001|010|00X
福岡ソフトバンク(リーグ1位)
勝利投手 モイネロ(1勝)
敗戦投手 達(1敗)
セーブ 杉山(2S)
先に日本シリーズ進出にリーチをかけながら、そこから3連敗と逆に追い込まれたソフトバンク。チームを救ったのはキューバから来日9年目の左腕だった。第1戦で7回無失点と好投したリバン・モイネロが中4日でマウンドに上がる。
初回を三者凡退で切って取り、上々のスタート。2回表は先頭の4番・郡司裕也にツーベースを打たれたが、後続をライトフライ、サードゴロ、セカンドゴロに切り抜けた。3回も三者凡退。スコアボードに0を並べて味方の援護を待った。
日本ハムの先発も第1戦にモイネロと投げ合った達孝太。ソフトバンク打線は21歳の右腕に3回1死までパーフェクトに抑えられていたが、8番・海野隆司のボテボテのゴロがサードベースに当たるラッキーな内野安打となった。続く牧原大成がライト前ヒットで繋ぐ。牧原はこのシリーズ初ヒットだ。
1番・周東右京はファーストゴロに打ち取られた。しかし、ゲッツーを狙った日本ハム一塁手・清宮幸太朗の送球が牧原に当たり、ボールが逸れる。その間に海野がホームイン。ソフトバンクが先制した。
援護点をもらったモイネロだが、4回表に矢澤宏太と郡司にツーベースを打たれ、同点に追いつかれた。続く清宮を歩かせ、1死一、二塁となり逆転のピンチを招いたが、ここは踏ん張った。6番・万波中正をショートゴロ、7番・石井一成をセンターフライに抑えた。
5回裏、ソフトバンク打線が再び達に襲い掛かる。2死一塁から牧原、周東が連打でチャンスメイク。塁を埋めると、カウント1-1からの3球目を2番・川瀬晃がライト前に弾き返し、勝ち越した。
殊勲の川瀬はショートの守備でもモイネロをサポートした。6回表、郡司の二遊間を抜けそうな打球をスライディングキャッチ。一塁へ送球し、アウトにした。モイネロは7回を投げ切り、3安打1失点でお役御免となった。
8回からは小久保裕紀監督は勝利の方程式で試合を締め括る。8回は今季最優秀中継ぎ投手の松本裕樹、9回は最多セーブ投手の杉山一樹がそれぞれ3人で日本ハム打線をシャットアウト。ソフトバンクがファイナルステージを4勝3敗で競り勝った。5日後に開幕する日本シリーズは、セ・リーグを制した阪神との王者対決となった。