西野太翔、清流のようなSPを披露 〜全日本フィギュアスケートジュニア選手権大会〜
第94回全日本フィギュアスケートジュニア選手権大会が23日、東京辰巳アイスアリーナでスタートした。男子シングルの西野太翔(星槎国際横浜)はショートプログラム(SP)第1グループ4番滑走で登場し、ノーミスの演技。79.95点で2位発進となった。
ピンクのシャツにグレーのベスト姿で氷上に立った西野。美しい「Such A Night」を見せた。曲が始まると軽やかなステップを踏み、3回転アクセル、3回転をループを着氷した。
綺麗なキャメルスピンを披露し、3回転フリップー3回転トウループは安定感抜群だった。
この連続ジャンプ後、西野は観客席からの手拍子でリズムに乗ると、巧みなスピンやステップで観客の期待に応えた。
演技が終わると会場はスタンディングオベーションで西野の演技を称えた。
西野のパフォーマンスは、ひとつひとつの要素がぶつ切れではなく、清らかな水が流れるようにシームレスだ。プログラムの流れについてどういった事を意識しているか? と問うと、こう答えた。
「以前までは、全然流れが無かった。今年からしっかり流れを作っていこうと意識しています。ジャンプとジャンプの間が途切れないように意識しています。それが今年、ちょっとずつPCS(演技構成点、この日のSPは36.40)に出て来ているかなと思います」
明日のフリースケーティングでは、「冒頭に4回転を2本予定している」と西野。SPに続き、流れるようなパフォーマンスに期待したい。
(文/大木雄貴)