ジャパン、フィジーに競り負け100周年記念試合勝利で飾れず ~リポビタンDチャレンジカップ~

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 24日、ラグビーのテストマッチ「リポビタDチャレンジカップ2026」が東京・秩父宮ラグビー場で行なわれ、日本代表(ジャパン)がフィジー代表に28-34で破れた。女子日本代表(サクラフィフティーン)は同ウェールズ代表に0-17で完封負けを喫した。

 

『日本ラグビーフットボール協会創立100周年記念試合』と銘打たれたゲームを、ジャパンとサクラフィフティーンは勝利で飾ることはできなかった。小雨舞う秩父宮ラグビー場で突きつけられたのは、明確な課題だった。

 
 先に戦ったジャパンは、9月にパシフィック・ネーションズ・カップ(PNC)決勝で対戦したフィジー。20ー15で勝利した1カ月前とは異なり、ジャパンは反則を重ね、リズムに乗れなかった。雨でスリッピーなコンディションがボールを動かすジャパンのスタイルにはマイナスに働き、フィジカル面での劣勢が試合内容にそのまま表れた。
 
 エディー・ジョーンズHCは「試合を分けた最大の要因は、ターンオーバーの数だった」と総括し、こう述べた。
「私たちはブレイクダウンで上回られました。先ほどチームでも話したところですが、このエリアで一貫性を欠いたことは残念です。今日は特に、ブレイクダウンへ最初に到着する選手に問題がありました。非常に残念ですが、これも一つの教訓です。ラグビーでは極めて重要な部分ですから、学び続けなければなりません」
 
 ラインアウトモールから2トライ、LOワーナー・ディアンズの突進から2トライ。得点パターンの少なさも気になるところだ。ここ5試合、WTBのトライがない。課題のハイボールコンテストも苦戦した。競り合いに勝ってもボールをキャッチし切れないなど惜しいシーンもあった。フィジーもボールを持ち過ぎず、キックを蹴り込んできたのはジャパンの穴を突いてきた。同様の策は他国も練ってくるはずだ。
 
 
 後に行なわれた女子の試合も、ウェールズの圧を受け、テンポのいい攻撃を仕掛けられなかった。試合後、北川俊澄HCの談。
「速さを出して前進していくことを、この1週間のテーマとして取り組んできました。しかし、ボールキャリーのクオリティー、ブレイクダウンの質、相手が3人目のプレッシャーをかけてくるところに対してかなり圧力を受け、ハーフがなかなかいいボールを出せず、思ったようなアタックができませんでした。それが80分間続いた」
 
 新体制となってから白星が遠い。ブレイクダウンの質に加え、こちらも得点パターンの構築が喫緊の課題となっている。
 
(文・写真/杉浦泰介)
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