アメリカンリーグのプレーオフ地区シリーズは6日、それぞれ第2戦が行われ、ボストン・レッドソックスとクリーブランド・インディアンスが2連勝を飾り、リーグチャンピオンシップ進出へ王手をかけた。レッドソックスは松坂大輔が先発。2回に2本のタイムリー2塁打で3点を失い、5回途中3失点でリードを許してマウンドを降りた。最終的にチームはサヨナラ勝ちをおさめたが、松坂は、日本人選手初となるプレーオフ勝利を逃した。
 またレッドソックス・岡島秀樹が7回1死1塁の場面で4番手としてマウンドにあがった。岡島は後続の2人をきっちりと打ち取ると、次の回も2アウトを奪って、抑えのジョナサン・パペルボンにスイッチした。

 ヤンキースの松井秀喜は「5番・DH」で先発出場。第1打席は四球で出塁したが、その後もヒットが出ず、2戦連続のノーヒットに終わった。チームも延長の末、サヨナラ負けを喫し、2連敗。ディビジョンシリーズ敗退の窮地に追い込まれた。

 ラミレス、サヨナラ3ラン(レッドソックス2勝、フェンウェイ・パーク)
ロサンゼルス・エンゼルス 3 = 030000000
ボストン・レッドソックス   6 = 200010003×
勝利投手 パペルボン(1勝0敗)
敗戦投手 スパイアー(0勝1敗)
本塁打   (レ)ラミレス1号3ラン

 ハフナー、サヨナラ打(インディアンス2勝、ジェイコブス・フィールド)
ニューヨーク・ヤンキース    1 = 001000000 00
クリーブランド・インディアンス 2 = 000000010 01× (延長11回)
勝利投手 ペレス(1勝0敗1S)
敗戦投手 ビスカイーノ(0勝1敗)
本塁打   (ヤ)カブレラ1号ソロ

【松井秀成績】
 3打数0安打
第1打席 四球
第2打席 一ゴロ
第3打席 一ゴロ
第4打席 三飛
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