佐伯・楠原、熱戦制し優勝! 〜ビーチバレーJBVツアー第4戦お台場大会〜
![](images/daiki070920_1.jpg)
3位には浅尾美和・西堀健実(ケイ・ブロス)組、浦田聖子・鈴木洋美(レオパレス・ウィンズ)組が入った。また男子は朝日健太郎(フリー)・白鳥勝浩(湘南ベルマーレ)がツアー4連覇を達成した。
(写真:8月のマーメイドカップに続き優勝を果たした佐伯選手<右>と楠原選手)
![](images/himets_ad.jpg)
昨年のジャパンツアーを制したアジア大会銀メダルの小泉・田中と、メディアの注目を集める西堀・浅尾との対戦となった準決勝第1試合は、2−0(21−9、21−11)で小泉・田中が快勝。
続く第2試合に出場した佐伯・楠原は、浦田・鈴木に2−0(21-14、21−17)のストレート勝ちをおさめ、決勝進出を決めた。
![](images/daiki070920_2.jpg)
第1セットは、佐伯・楠原がポイントを先取するも、小泉・田中がすぐに取り返す。終盤まで2点以上差が開くことのない激しいシーソーゲームが展開されるが、佐伯のライトからのスパイクで18点目を決め、流れを引き寄せる。小泉・田中のミスもあり、21−18で佐伯・楠原がこのセットを先取。
続く第2セットは、小泉・田中が序盤から主導権を握る。点差を広げられたくない佐伯・楠原だったが、楠原の攻守での崩れが響き、一時は7点のリードを許す。終盤に粘りを見せるも及ばず、小泉・田中が21−17でこのセットを奪った。
![](images/daiki070920_3.jpg)
だが小泉・田中がこれを返すと、一進一退の激しい攻防に突入。14−14の後、佐伯・楠原が幾度となくマッチポイントを握り、小泉・田中が追いつくという展開。17−16で迎えた4度目のマッチポイントでも決められず、ポイント連取に成功した小泉・田中が逆に18−17、19−18と2度のチャンスを得る。
手に汗を握る展開が続く中、迎えた佐伯・楠原の6度目のマッチポイント。ラリーの末、小泉が痛恨のスパイクアウト。22−20で優勝を決めると、楠原は勝利を噛み締めるように小さいガッツポーズ、そしてその場に座り込んだ。佐伯が歩み寄って楠原を労い、2人はがっちりと抱き合った。
スタンドのファンからは激闘を演じた両チームに大きな拍手が送られた。
苦しい展開が続く中、楠原をフォローし、最後までプレーの精度を落とさなかった佐伯は、「ツアーを振り返っても、今日の決勝は一番きつかった。これからもこういうきつい試合はあると思う。そこでどれだけ2人で頑張れるかだと思う。今回、2人の力で勝ちとったこの勝利は非常に意味がある」と喜びを語った。
楠原は「狙いが自分になったときは暑さで集中力も切れて崩れてしまった。連続失点となってしまったが、きちんとフォローしてもらったので最終セットにかけた。今日ほどテルさん(佐伯)の背中がたくましく見えたときはないですね(笑)」と笑顔で振り返った。
![](images/daiki070920_4.jpg)
目標に置く北京五輪でのメダル獲得に向け、佐伯・楠原は休む間もなく、ワールドツアーブラジル大会(9月25〜29日・フォルタレザ)に挑む。
—————————
★ボート武田、北京五輪出場権を獲得!
8月26〜9月2日、ドイツ・ミュンヘンで開かれたボートの世界選手権に出場した武田大作は、浦和重選手(NTT東日本東京)と組んでの男子軽量級ダブルスカルで6位に入賞。目標としていたメダル獲得はならなかったものの、北京五輪の日本の出場権を獲得した。
—————————
★質問、応援メッセージ大募集★
ミセスとしての競技生活、家庭のことや子育てのことなど、ママさんプレーヤーのパイオニア的な存在であるビーチバレー佐伯美香選手、ボートの武田大作選手、ダイキ弓道部への質問&応援メッセージもお待ちしています!!
※質問・応援メッセージは、こちら>>art1524@ninomiyasports.com「『DAIKI倶楽部』質問・応援メッセージ係宛」
———————————
関連リンク>>(財)大亀スポーツ振興財団