東京ヤクルトの村上宗隆は3日、神宮球場で行われた横浜DeNA戦に「4番・サード」で先発出場し、7回裏の第4打席に日本人選手最多の56号本塁打を放った。村上の本塁打は、1964年の王貞治(巨人)に並ぶ55号を記録した9月13日の巨人戦(神宮)以来、15試合ぶり。今季最終戦、最終打席で歴史的な一発が飛び出した。さらに村上は打率3割1分8厘、56本塁打、134打点で、落合博満(ロッテ)の28歳を大幅に更新する最年少三冠王も達成。三冠王の誕生は2004年の松中信彦(福岡ダイエー)以来で令和では初、史上8人目の快挙となった。なおチームは8-2で快勝し、シーズン80勝で今季を締めくくった。

 

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