世界体操競技選手権7日目が4日(現地時間)、イギリス・リバプールで男子個人総合決勝が行われ、昨年東京オリンピック同種目を制した橋本大輝(順天堂大学)が87.198点で初優勝を果たした。日本勢の同種目金メダルは2015年グラスゴー(スコットランド)大会の内村航平以来、7年ぶり5人目。オリンピックと世界体操制覇は内村に続く2人目の快挙だ。銀メダルは前回覇者の張博恒(中国)が86.765点で手にした。予選1位の谷川航(セントラルスポーツ)は85.231点で3位に入り、個人種目初の銅メダルを獲得。日本勢として14年南寧(中国)大会(内村、田中佑典)以来のダブル表彰台となった。