北信越BCリーグでは、「ファンが選ぶ月間MVP」として各チームから次の選手が選ばれた。
【富山サンダーバーズ】野原祐也(内野手)2回目
               13試合51打数24安打 打率.471 本塁打4 打点13 盗塁2
<プロフィール>
1985年1月7日、埼玉県出身。大宮東高、国士舘大を経て今年、富山サンダーバーズに入団。開幕から4番を務め、現在、打率、本塁打、打点の3部門でリーグトップを誇る。西武の中村剛也に似ていることから“富山のおかわりくん”と呼ばれ、地元の人からも親しまれている。177センチ、83キロ、右投左打。

(ファンからの声)
「富山県立野球場での1試合3本のホームランが印象的だった」
「野原選手は県営球場で3発のホームランを打ったから」
「7月8日のチームの連敗を止める3ホーマー。さすがチームの4番頼もしいです」


【石川ミリオンスターズ】内村賢介(内野手)2回目
               13試合46打数21安打 打率.457 本塁打0 打点8 盗塁9
<プロフィール>
1986年3月17日、東京都出身。山梨学院高卒業後、JFE西日本に入社。04年には日本選手権で優勝を経験した。特に抜群の守備力を誇り、チーム一小柄ながらその華麗なプレーはリーグでも頭一つ抜けた存在。打撃も俊足を生かし、現在通算盗塁はリーグ2位の19個をマークしている。163センチ、67キロ、右投両打。

(ファンからの声)
「華麗で安定した守備の選手から打撃も大いに期待ができるようになった」
「走・攻・守ともに7月はすごかったと思います! 特に守備は天下一品だと改めて思いました」


【信濃グランセローズ】大村有三(外野手)初
              13試合45打数18安打 打率.400 本塁打2 打点13 盗塁2
<プロフィール>
1981年4月26日、千葉県出身。拓大紅陵、明治大を経てNTT信越クラブへ。開幕から中軸を担い、チームの躍進に貢献している。勝負強さを誇り、通算打点33はチームでダントツ1位、リーグでも3位の成績だ。181センチ、78キロ、右投左打。

(ファンからの声)
「大村選手の人間性が気に入りました。なかなかいい男です。『おおむらん』を見せてくれ!」
「9連勝があったのもチームリーダーとしての役割を十二分に発揮し、ファンのみんなの期待通りに打ってくれたし、守ってくれた。7月は彼しかいないでしょう! 2試合連続のホームランなども印象に残っています」
「オリスタでの初ホームラン、回転しながらのジャンピングキャッチ。感動しました」


【新潟アルビレックス】根鈴雄次(内野手)
              10試合36打数17安打 打率.472、本塁打4、打点12、盗塁0
<プロフィール>
1973年8月9日、東京都出身。日大藤沢高を中退後、米国留学を経て20歳で新宿山吹高に再入学。法政大では東京六大学リーグ史上2人目の代打逆転サヨナラホームランを放つなど活躍した。卒業後、海外のリーグでプレーし今年、プレーイングコーチとして新潟アルビレックスBCに入団。打率はリーグ2位を誇り、打点、本塁打ともにリーグトップ10入りを果たしている。現在はDHとしてチームを引っ張る。175センチ、98キロ、左投左打。

(ファンからの声)
「7月29日のホームランは素晴らしいものでした。根鈴選手の人柄もとても素晴らしかったですが、プロとしての、試合を最後まであきらめない、打席にかける気迫に本当に感動しました。男と男の真剣勝負、とてもいいものを見せてもらいました」