北信越BCリーグでは、7月度の月間MVP受賞選手を発表。投手部門では信濃グランセローズの小林史也、野手部門では石川ミリオンスターズの内村賢介が輝いた。
【投手部門】小林史也(信濃グランセローズ)初
        6試合6回 0勝0敗5S 防御率1.50 5奪三振
<プロフィール>
1985年12月8日、長野県出身。地元の飯山南高を卒業後、松戸BC、YBCフェニーズを経て、独立リーグ創設を目指していた「Uリーグ沖縄」に参加。その後、故郷に独立リーグが創設されることを知り、トライアウトを受けて見事合格した。182センチ、85キロ、右投左打、最大の武器は143キロのストレート。

 140キロ台のスピードに加え、制球力がよく四球などで大崩れしない小林は信濃の守護神として、16日現在リーグトップの通算9セーブをマーク。信濃の快進撃の立役者となっている。


【野手部門】内村賢介(石川ミリオンスターズ)初
        13試合46打数21安打 打率.457 本塁打0 打点8 盗塁9
<プロフィール>
1986年3月17日、東京都出身。山梨学院高卒業後、JFE西日本に入社。04年には日本選手権で優勝を経験した。特に抜群の守備力を誇り、チーム一小柄ながらその華麗なプレーはリーグでも頭一つ抜けた存在。打撃も俊足を生かし、現在盗塁はリーグ2位の9個をマークしている。163センチ、67キロ、右投両打。

 リーグの中でも守備の上手さはピカイチ。6月末には内角のボールに挟まれた人さし指の患部に血マメをつくっても強行出場するなど、プロ意識も高い。足も速く、16日現在、通算盗塁数はチームメイトの佐野憲一に次ぐ17。