30日(日本時間)、松坂大輔(レッドソックス)がデビルレイズ戦に先発登板した。6回まで無失点に抑える好投を見せていたが、7回にディオナー・ナバロからソロHRを打たれるなど、連打を浴びて降板。6回1/3を投げて8安打、6奪三振、2失点で8敗目(12勝)を喫した。
 この試合1番、サードで先発出場した岩村明憲(デビルレイズ)は松坂から2安打を放ち、4打数2安打の成績を残したが、得点に絡むことはできなかった。
 デビルレイズ、HR攻勢で連敗ストップ
レッド・ソックス         2 = 000000020
タンパベイ・デビルレイズ   5 = 00000050×
勝利投手 グローバー(4勝3敗)
敗戦投手 松坂(12勝8敗)
本塁打   (デ)ナバロ3号ソロ、アップトン13号3ラン、ベーニャ25号ソロ
(ソ)ラミレス18号ソロ、ヨーキリス11号ソロ

 この試合、初めてダグ・ミラベリとバッテリーを組んだ松坂は、立ち上がりから不安定なピッチングで何度もピンチを招いた。
 まずは初回、トップバッターの岩村に初球をライト前に運ばれる。だが、ここはミラベリの好守備に助けられ、なんとか3人で攻撃を終わらせた。その後もランナーを得点圏に進められ、ピンチが続くも、バックに助けられながら6回まで無失点に切り抜けた。

 ところが7回、8番ナバロに痛恨のソロHRを打たれ、先取点を奪われる。さらに9番ジョシュ・ウィルソンにも安打を打たれ、ここで松坂はマニー・デルカーメンにマウンドを譲り渡した。その後3番B.J.アップトン、4番カルロス・ベーニャの連続弾でデビルレイズはこの回、一挙に5得点。

 一方、レッドソックスも8回に4番マニー・ラミレス、5番ケビン・ヨーキリスの連続ソロで追い上げをはかるも、反撃もここまで。結局、デビルレイズが5−2で勝ち、松坂は敗戦投手となった。
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