サッカーキリンチャレンジカップ2023の日本代表対コロンビア代表戦が28日、ヨドコウ桜スタジアム(大阪)で行われ、1対2で日本が敗れた。試合は前半3分にMF三笘薫(ブライトン)のヘディングで日本が先制した。しかし、33分にFWジョン・ハデル・デュラン、後半16分にFWラファエル・サントス・ボレに決められ、敗戦した。
新システム今回は試さず(大阪)
日本代表 1-2コロンビア代表
【得点】
[日] 三笘薫(3分)
[コ] ジョン・ハデル・デュラン(33分)、ラファエル・サントス・ボレ(61分)
カタールワールドカップで注目を集め、イングランド・プレミアリーグのブライトンで活躍する三笘薫が開始早々、結果を出した。MF守田正英(スポルティング)の右サイドからのクロスに左サイドから走り込み、ヘディングで合わせてゴールネットを揺らした。
幸先は良かったものの日本はビルドアップに苦戦し、左サイドの三笘と右サイドのMF伊東純也(スタッドランス)がなかなかいい状態でボールを持てないでいると、コロンビアが牙をむき始めた。
33分、身長185センチのコロンビア期待の星であるデュランに、左サイドからのマイナスのクロスを左足で合わされて、追いつかれハーフタイムに入った。
後半に入っても、前回のウルグアイ戦でトライしたサイドバックが内側に入り、ビルドアップするシステムは試さなかった。流れをかえることはできず、16分にボレに豪快なオーバーヘッドキックで叩き込まれ、日本は1対2で逆転負けを喫した。
(文/大木雄貴)