(写真:中西氏から身振り手振りで説明を受ける当HP編集長・二宮清純)

“怪童”の異名で親しまれた中西太氏が11日、都内の自宅で心不全のため亡くなった。享年90。現役時代は新人王をはじめ、首位打者2回、本塁打王5回、打点王3回のタイトルを獲得し、西鉄の黄金期を支えた。引退後は監督、コーチとして後進の指導にあたった。プロ野球の世界には「名選手、名伯楽に非ず」という言葉があるが、中西氏はその逆で、若松勉氏、掛布雅之氏、岩村明憲氏らたくさんの強打者を育て上げた。

 

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インタビュー記事(2008年3月掲載)