20日(日本時間)、パイレーツの桑田真澄がマリナーズ戦でメジャー3試合目の登板を果たした。5−3と2点リードの8回裏、2死1、2塁の場面でマウンドに上がった桑田は、9番打者のベン・ブルサードに対して4球を投げ、最後は内角寄りのストレートでファーストゴロに打ち取った。
 桑田はこれまでリードされての敗戦処理での登板だったが、今回は勝負を決める大事な場面での登板。わずか4球でピンチを凌ぐ冷静なピッチングが光った。桑田はこれでメジャー初ホールドをマークした。

 最終回はイチローからの打順だったが、桑田はそのままマウンドを降りたため、2人の対戦は実現しなかった。

 試合はパイレーツが2点のリードを守り、5−3で勝利。3連戦の初戦を飾った。

 小刻みな継投策で初戦制す
ピッツバーグ・パイレーツ    5 = 200011100
シアトル・マリナーズ      3 = 010000110
勝利投手 ゴーゼラニー(7勝4敗)
敗戦投手 バティスタ(7勝6敗)
セーブ   チャコン(3勝1敗1S)
本塁打  (マ)セクソン11号ソロ
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