北信越BCリーグは4日、同リーグ選抜チームとNPBイースタン・リーグ選抜フューチャーズとの交流戦開催を発表した。主催は株式会社ジャパン・ベースボール・マーケティング、読売新聞社、KNB北日本放送、TeNYテレビ新潟。
(写真:NPBプレーヤー出身の宮地克彦)
 現在、NPB2軍リーグの一つ、イースタン・リーグには北海道日本ハムファイターズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、グッドウィル(西武ライオンズ)、千葉ロッテマリーンズ、読売ジャイアンツ、東京ヤクルトスワローズ、湘南シーレックス(横浜ベイスターズ)の7チームが参加。年間96試合が行なわれ、優勝を争っている。
 しかし、奇数のために必ず対戦相手がいないチームが出てくるため、これまではウエスタン・リーグや社会人チームとの交流戦が行なわれてきた。だが、日程の調整が難しく、試合のできないことも少なくなかった。

 そこで今年度より教育リーグ「イースタン・リーグ チャレンジマッチ」を開催。7チームからイースタン・リーグで出場機会が与えられていない若手選手を中心に各ゲームごとに選抜し、混成チーム「フューチャーズ」を結成。対戦カードが組まれていないチームと試合をすることによって、実戦の場を増やした。

 その混成チーム「フューチャーズ」と北信越BCリーグ選抜チームとの交流戦が、7月31日および8月1日に開催される。
 NPBとの交流戦は、6月19日に信濃グランセローズが北海道日本ハム(2軍)と対戦しているが、リーグとしては初。
 また、四国アイランドリーグでも各2軍チームとの交流戦は実施されているものの、「フューチャーズ」とはなく、プロ野球独立リーグとしても初の対戦となる。

 投手陣で選出される可能性の高いのは現在、リーグトップの6勝をマークし、唯一防御率1点台の蛇澤敦(石川)や首位を走る富山のエース・大瀧紀彦、さらには最多奪三振数55を誇る給前信吾(信濃)だ。リーグ屈指の投手である彼らが、振りの鋭いNPBのバッターを相手にどんなピッチングを見せてくれるのか、注目だ。

 また、バッターではリーグ一の長打力がある“富山のおかわりくん”こと野原祐也や、海外の独立リーグで磨いたバッティングセンスが光る根鈴雄次(新潟)に期待がかかる。
 そして何といっても、一番の見どころとなりそうなのが、昨年までNPBプレーヤーだった宮地克彦(富山)と現役NPB投手との対戦だ。

 どの選手もNPB入りを第一の目標に掲げているだけに、自分の実力をアピールする絶好のチャンス。リーグを盛り上げるためにも、内容の濃い試合を期待したいところだ。

 詳細は次の通り。


 北信越BCリーグオールスター vs. NPBイースタン・リーグ選抜フューチャーズ
      〜2007プロ野球独立リーグ交流戦〜


【日時・会場】7月31日(火)18時〜 アルペンスタジアム(富山市)
         8月1日(水)18時〜 三条市民球場(新潟・三条市)

【入場料】全自由席
      大人 (前売り)1,000円 (当日)1,500円
      子供 (前売り)300円  (当日)600円

【一般発売】
<富山>発売中:サークルKサンクス、ローソンチケット、チケットぴあ
      7月5日(木)発売:インフォマート、富山大和、高岡大和、魚津サンプラザ、アルペンスタジアム
<新潟>発売中:サークルKサンクス
      7月9日(月)発売:ローソン、セブンイレブン、CNプレイガイド、e+
      7月13日(金)発売:コメリ、原信、ナルス、ドラッグトップス、渡辺ドライ、ジャンボドーム、新発田ドーム

【問い合わせ】株式会社ジャパン・ベースボール・マーケティング TEL.025-247-4145