アスリートにとって欠かせない「水」と「酸素」。スポーツ時の酸素摂取は通常の5〜10倍の量が必要というデータがある。運動能力を高めるためには最大酸素摂取量を引き上げ、酸素を身体の隅々まで供給することが大切だ。
 カナダの水に10倍の酸素を充填させた日本食研の「酸素プラス」をさまざまな分野で活躍するアスリートに試してもらった。
(写真:陸上競技・混成十種競技の日本チャンピオン、田中宏昌選手)

・商品名:「酸素プラス」
・販売元:日本食研株式会社
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 100メートル、走り幅跳び、砲丸投げ、走り高跳び、400メートル、110メートルハードル、円盤投げ、棒高跳び、やり投げ、1500メートル――。この合計10種目の競技を丸2日間かけて行い、合計得点で争われる陸上混成十種競技。2日間かけた戦いに勝利した者には“キング・オブ・アスリート”の称号が与えられる。
 あらゆる身体能力が必要とされるこの競技の本当の過酷さは、経験した者にしかわからないだろうが、ズラッと並ぶ種目を目にしただけでも、選手たちの凄さは十分に伝わってくる。
「きついですけど、2日間やり遂げた後の達成感はすごい。あれを1度味わっちゃうと、いくらきつくても頑張ろうという気になりますね」
 日本の“キング・オブ・アスリート”田中宏昌は、この競技の魅力についてこう説明する。

 高校時代まで投てき選手だった田中が十種競技と出合ったのは、日本大学に入学してからだ。それまで投てき以外の種目はほとんど経験したことがなかったものの、めきめきと力を伸ばし、4年のときには大学チャンピオン、社会人1年目の2004年には日本チャンピオンとなった。
 居酒屋の「白木屋」などを展開する外食大手の「モンテローザ」陸上部で活動する傍ら、大会がない時期は練習をこなしつつ、東京都内の店でビールや料理を運ぶこともあるという。
 ハードな日々を送りながら、昨年は日本選手権4連覇を成し遂げ、昨夏、大阪で開催された世界選手権には、十種競技の日本選手として14年ぶりの出場を果たした。

 大会では、朝から夕まで2日間、競技が続く。2日間のうち、きちんとした食事を摂るのは、朝食のみ。体力の消耗が激しく、1日目の夕食は「きつくて入らない」のだそうだ。2日目を終えると、体重が3〜4キロは落ちていることも珍しくないという。
 当然、競技中の水分摂取は欠かせない。
「特に走り終えた後とかは喉がカラカラになっているので、なるべく早く水分を摂って身体に吸収させるようにしています。競技場にいる時間が長いので、気がつかないうちに身体の水分が奪われていってしまう。こまめに摂るように心がけています」
 練習中や競技中に飲むのは、BCAAを溶かしたものや水が多い。特に夏場の試合では「1日に4〜5リットル」ほどの水を消費するのだそうだ。そんな田中にも、日本食研の酸素プラスを試してもらった。
「飲みやすい水が好きなんですけど、この水は重くないというか、喉にスッと入っていく感じがしますね。飲みやすくて美味しいです」

 取り組む種目が多いことからも普段から効率よく練習するため、常に頭を使いながら「自分で考える」ことを大事にしている。それは競技以外のところでも同様だ。
「例えば、日本にいればトレーナーさんとかいろいろやってくれる人はいますけど、海外とかでは自分一人で何でもやらないといけない。結局、一人で戦っていかないといけないと思っているので、普段は治療にもあまり行かないですね。体のケアにしても食事にしても水分にしても、いろいろな意見を聞いて、自分で考えながらやっています」

 昨夏の世界選手権では、7629ポイントを獲得し19位。高温多湿という悪コンディションに脚の痙攣など選手のアクシデントも続出する中、田中は3種目で自己記録を更新するなど大健闘。競技場を包む大歓声を浴び、最後まで身体を楽しそうに躍動させる姿が印象に残った。田中自身、「十種競技をやっていてよかった」と全身で感じた2日間だった。
「自分の陸上人生の中で、一番大きな舞台。そこでベスト記録も出しつつ、しっかり最後まで試合ができたことはよかったですね。日本開催のすごい歓声の中で競技ができて、すごく気持ちがよかった。最もきつい種目ですけど、十種は競技場にいる時間が一番多い。最後までやる限り、2日間はグラウンドに立てますから。そういう意味では、楽しい時間を一番多く過ごせた気がします」

 北京五輪イヤーを迎え、大阪に続き、北京の地で「世界」に挑むことを最大の目標に見据える。
「4年に一度しかない五輪という舞台。最大の目標は『北京』と思ってずっとやってきました。今年が一番の勝負の年だと思うし、年齢的にも一番良いときかな、と。まずは出場権を獲得して、北京でしっかり戦えるようにしたい。ライバルは、去年の大阪と同じメンツだと思うので、その中で1つでも順位を上げたいですね」
 日本の“キング・オブ・アスリート”が、再び世界に挑む2日間が待ち遠しい。


田中宏昌(たなか・ひろまさ)プロフィール
1981年9月28日、山口県出身。高水高校時代から陸上をはじめ、円盤投げと槍投げでインターハイで入賞。高校卒業後日本大学に進学し、1年の秋から十種競技を始める。大学4年の時に日本学生チャンピオンに。2004年から日本選手権で4連覇。十種の中の得意種目は、槍投げ、円盤投げ、棒高跳び。棒高跳びの自己記録は5m10。昨年、日本人の十種競技選手として14年ぶりの世界選手権出場を果たした。177センチ、74キロ。十種競技の自己ベストは7803点(2006年)。







商品価格:   500ml×24本/ケース 3,600円(税込3,780円)
商品名:   酸素プラス
販売元:   日本食研株式会社
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