アスリートにとって欠かせない「水」と「酸素」。スポーツ時の酸素摂取は通常の5〜10倍の量が必要というデータがある。運動能力を高めるためには最大酸素摂取量を引き上げ、酸素を身体の隅々まで供給することが大切だ。
 カナダの水に10倍の酸素を充填させた日本食研の「酸素プラス」をさまざまな分野で活躍するアスリートに試してもらった。
(写真:ボクシング前日本・東洋スーパーフェザー級王者の小堀佑介選手)

・商品名:「酸素プラス」
・販売元:日本食研株式会社
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 6度にわたり防衛したボクシング日本スーパーフェザー級のタイトルを返上し、世界挑戦に向け準備をしてきた前日本・東洋スーパーフェザー級王者の小堀佑介(角海老)が、5月19日、ディファ有明で一階級上のWBA世界ライト級王者のホセ・アルファロ(ニカラグア)に挑戦する。
 無口で朴訥、“天然”と言われるそのキャラクターとは対照的な、豪快でエキサイティングなファイトスタイルでこれまで多くのファンを魅了してきた。
「ボクシングは『一発の勝負』で何が起きるかわからない。世界に目を向けると、自分よりもはるかに力が上の選手ばかり。でも一瞬の勝負に賭ければ、勝つチャンスはあると思っています。今は世界だけを見てやっていきます」
 半年ほど前、小堀はこう語っていた。現在、念願の世界挑に向け、調整に励んでいる。

 今回、一階級上げての挑戦に備え、食事と筋力トレーニングで体重を増やしてきた。身体を大きくした分、スーパーフェザー級で戦っていた時と変わらず、7キロほど体重を落とすという。
「2週間くらい前からだんだん食べる量を減らしていって、最後はほとんど食べないです。水分もあまり摂らない。ひたすら我慢ですね」
 ボクサーといえば減量がつきものだが、特に夏場の減量はハードだ。小堀も、何度か脱水症状に陥ったこともあるという。
「減量中は、軽い脱水症状のまま練習しますからね。肌はカサカサになるし、フラフラしたり手がしびれたり・・・・・・。減量中は、指の太さも変わるし、シューズもゆるゆるになります」
 厳しい減量をしたことのある者にしか経験できないことだろうが、普段から厳しい鍛錬を重ねているからこそ耐えられるのだろう。

 一方で、試合が決定するまでの小堀の生活スタイルは、いたって自然体だ。
「普段は、食べたいものを食べるし、飲みたいものを飲む。普段は糖分も気にしないでジュースも飲みますね」
 普段の水分摂取について訊くと「汗をかく分、普通の人よりはたくさん水を飲んでいると思いますけど、飲みたいときに飲むだけですね。気をつけているのは水道水を飲まないことくらいです」。
 練習中に摂取するものは主に水だという小堀にも、日本食研の酸素プラスを試してもらった。
「硬い水は飲めないんです。この水、自分で買って飲んだこともあります。酸素が入っているのでいいのかなと。飲んだときに酸素はあまり分からないですけど、飲みやすいですね。練習中にも続けて飲んでみます」

 ちょうど1年前の昨年5月、小堀は世界挑戦を見据え、よりボクシングに集中できる環境に身をおくため、指導を受ける田中栄民トレーナーの近所に引っ越しをした。
「あと1年、世界を目指して頑張ろう、と。それまで朝は寝坊することも多かったんですけど、トレーナーが起こしてくれるので、朝のロードワークをさぼらなくなりました。走る量が増えたので、スタミナがつきましたね。朝ごはんもきちんと摂るようになって体調もよくなりました」
 さらに、周りに勧められたり身体に良さそうなことはいろいろ試すようになった。
「毎日、アミノ酸を1日の中で3〜4回にわけて、摂っています。世界戦が決まってから薬局のオジサンに勧められて、朝と夜、黒酢を飲んでいます。効果はまだよくわからないですけど(笑)」

 言葉数が少なく穏やかな普段の小堀から、リングでの戦いぶりはイメージしにくいが、世界戦への思いは熱い。
「世界戦に挑戦できるのは最初で最後のチャンスだと思っています。人生をかけて挑むつもりです。挑戦者らしく積極的に前に出たい。自分の持ち味は、カウンターと倒すまでの“詰め”。相手の良いパンチが入っても、カウンターには自信があります。殴り合いのボクシングを見てもらいたいですね」
 チャンピオンのアルファロは戦績24戦20勝18KOという高いKO率からも分かるように典型的なハードパンチャーだ。嵐のような連打を得意とする小堀との試合は、壮絶な打ち合いになることも予想される。
 12日に行われた公開スパーリングで小堀は、破壊力のあるワンツー、得意とする左フックなどを披露。インタビューでは「(アルファロを)中盤までにKOで倒したい」と強気の発言も飛び出した。
 勝てば、ガッツ石松、畑山隆則に続く、史上3人目の日本人ライト級世界王者になる。ボクシング人生をかけた26歳の挑戦――そのゴングは、5月19日に鳴らされる。


<追記>
 小堀、アルファロをTKOで下し、世界王座獲得!

 5月19日、世界ボクシング協会(WBA)ライト級タイトルマッチ12回戦が、東京・ディファ有明で行われ、挑戦者で同級7位の小堀佑介(角海老宝石)が同級王者のホセ・アルファロ(ニカラグア)を3回2分8秒、TKOで破り、チャンピオンベルトを手にした。
 初の世界タイトルマッチに挑んだ小堀は、2回にアルファロの連打でダウンを喫した。しかし、3回に左フックでダウンを奪い返す。さらに立ち上がった相手に連打を浴びせると、レフェリーが試合を止め、小堀の世界王座獲得が決定した。
 日本選手での同級世界王者は畑山隆則以来、8年ぶり3人目。これで日本のジムに所属する現役王者は6人となった。小堀は戦績を23勝(12KO)2敗1分とした。
(写真:前に出てアルファロと打ち合う小堀選手(奥))

>>☆試合レポート


小堀佑介(こぼり・ゆうすけ)
 1981年10月11日、千葉県出身。高校1年のときに地元ジムでボクシングを始める。アマ戦績15戦9勝6敗。99年(高校3年)の10月、角海老宝石ジムに入門。00年2月19日、プロデビュー。06年1月14日、日本フェザー級王座獲得。07年5月19日、OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王座との2冠を達成。日本タイトルを6度防衛し、返上。08年5月19日、ディファ有明でWBA世界ライト級王者のホセ・アルファロ(ニカラグア)に挑戦する。WBA世界ライト級7位。




商品価格:   500ml×24本/ケース 3,600円(税込3,780円)
商品名:   酸素プラス
販売元:   日本食研株式会社
問い合わせ先:0120-37-8262
URL:   http://www.balancedate.co.jp
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