24日、大相撲春場所千秋楽がエディオンアリーナ大阪で行われ、12勝2敗で単独トップだった新入幕で前頭17枚目・尊富士(伊勢ケ浜)が前頭6枚目の豪ノ山(武隈)を押し倒しで破り、幕内最高優勝を決めた。新入幕での優勝は1914年夏場所の両國(入間川)以来、110年ぶりの快挙。また所要10場所での賜杯獲得は、1909年に優勝制度ができて以降、最速記録。尊富士は殊勲賞、技能賞、敢闘賞をトリプル受賞した。