19日、「NTTジャパン ラグビー リーグワン2023-24」ディビジョン1第14節が行われ、3位の東京サントリーサンゴリアスが7位の静岡ブルーレヴズと31-31で引き分けた。サンゴリアスは上位4チームまで進めるプレーオフ進出へ一歩前進した。
「勝たなければいけないゲームだった」
「今日は勝ちたかった」
両軍の指揮官が試合後、口にしたように勝ち点2を分け合ったことに喜ぶものはいなかった。
プレーオフ進出にわずかな望みを繋いでいたブルーレヴズは先制し、後半35分まで3点をリードしながら36分にPGで追いつかれた。サンゴリアス最後の猛攻には耐えたものの、引き分けの結果により4位の横浜キヤノンイーグルスを上回れる可能性がなくなりプレーオフ進出は消滅した。
一方のサンゴリアスは勝てばプレーオフ進出が決まる試合だった。前半を14−7でリードし、後半に逆転を許すも再逆転に成功。リードを守り切ることができなかった。
(文・写真/杉浦泰介)