アスリートにとって欠かせない「水」と「酸素」。スポーツ時の酸素摂取は通常の5〜10倍の量が必要というデータがある。運動能力を高めるためには最大酸素摂取量を引き上げ、酸素を身体の隅々まで供給することが大切だ。
 カナダの水に10倍の酸素を充填させた日本食研の「酸素プラス」をさまざまな分野で活躍するアスリートに試してもらった。
(写真:新日本プロレスの中西学選手)

・商品名:「酸素プラス」
・販売元:日本食研株式会社
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 新日本プロレスに所属する中西学は野生的なファイトスタイルとユニークなキャラクターでファンに愛される人気プロレスラーだ。1992年のプロデビューから現在まで、「野人」と称される屈強な肉体を武器に多くの名勝負を生み出してきた。そのひとつに1999年の「G1 CLIMAX決勝戦」があげられる。武藤敬司(現・全日本プロレス)を得意のアルゼンチンバックブリーカーで沈めたこの一戦は、中西をトッププロレスラーとしての地位を確固たるものにした。その後もIWGPタッグなどいくつもの輝かしいベルトを腰に巻き、デビュー16年目の現在も、勢いは増すばかりだ。

 中西の1日は水に始まる。起床後、まず水を飲み、寝ぼけ眼の状態でトレーニングを開始。近所の寺の階段でストレッチ、うさぎ跳び、アヒル歩きと一通り足腰をいじめぬく。そして朝食を摂った後に、車で道場に行き、まず向かうのは多摩川の河川敷。約4キロの道のりを3、40分かけてジョギングする。
「朝一の階段トレーニングは、ひざに短時間で強い負荷をかけます。それはプロレスで自分の体重の2倍の選手を投げ飛ばすためにひざを慣れさせる必要があるから。逆に、ジョギングでは長い時間の運動になるので、芝生の上を走り、ひざへの負担を減らすようにしています」

 常に水を持ち歩き、トレーニングの合間の水分補給を欠かさない。
「ウォーターローディングをしています。汗を多くかいて、老廃物出す。細胞に吸収させるイメージでこまめに水分補給することが重要ですね」。1日に水を飲む量は多い日で6リットルを超えるという。
 巡業等で移動が多いプロレスラーは体調管理が難しい。そんな中、ベテランの域に入りつつある中西はコンディショニングにも人一倍気を配る。「セルフコントロールが必要です。そのためのウォーターローディング。これさえやれば、最低限のコンディションは維持できるし、体内の水分を循環させ血液をいい状態に保つことで、トレーニングやマッサージ効果も高まるんです」
 そんな中西にも、日本食研の酸素プラスを試してもらった。
「これを飲んだら思いっきり目が覚めそうですね。極限状態まで追いこむ自分たちのようなアスリートには助かります」。練習時には酸素プラスを持参してくれることを約束してくれた。

 食事にもこだわりをもつ。「炭水化物が大好きなんですが、日が出ている間しか食べません。夜は低脂肪、高タンパクの食事を心がけています。寝る前にはタマゴの白身を15〜20個ゆで卵にしたものを食べます」。さらに、「牛肉よりは鶏肉。できれば青魚の方がいい。魚の方が分解してアミノ酸を吸収する時にエネルギーが少なく、体への負担も減るんですよ」。サプリメントも体に合わない。「食べることが好きなんです。普通はゆで卵を20個も食べたら飽きるでしょ。でも、ゆで卵もゆでたての時は何もつけなくてもおいしい」。

“野人”のイメージとはかけ離れた論理的なコンディショニングを実践する中西。しかし、昔から節制ができていたわけではない。「若い頃は無茶しましたよ。好きなモノを好きなだけ食べていましたし、何より寝ないで遊んでいました」。
 徹底した自己管理は、プロになって抱いたある不安がきっかけだった。
「いつまでこの身体を保てるのか。いつまでプロレスができるのか」
中西は今年に入って、10キロの減量に成功した。現在の120キロが、長く現役を続けるためのトレーニングに耐えられて、且つ、大柄な外国人レスラーに対抗できるパワーを持つ最適な体重なのだそうだ。40歳を越えた現在も第一線で活躍しているのは、こうした日々の努力があるからこそである。そして、「プロレスが好きなんですよ」とニヤリと笑った。

 7月21日、新日本プロレス札幌大会。中西はIWGPヘビー級タイトルマッチで王者・武藤敬司に挑戦する。試合への意気込みを次のように語った。
「武藤敬司という偉大なレスラーが相手だから、あれこれ作戦をたてても通用しない。本能のままガムシャラに戦うことで、自分でも想定外の動きがでれば勝利が見えてくる。新日本にベルトを取り戻すという強い使命感があります」
中西にとって大事な一戦であることは言うまでもないが、武藤もそう易々とベルトを明け渡すわけにはいかない。9年前の「G1 CLIMAX」はゴールデンタイムに放送され、武藤は全国に醜態を晒してしまった屈辱を忘れていない。いずれにせよ、日本中のプロレスファンの目が札幌のリングに釘付けになることだろう。


<追記>
中西、王者武藤を圧倒するも初戴冠ならず
 7月21日、IWGPヘビー級タイトルマッチが札幌・月寒アルファコートドームで開催され、挑戦者中西学は王者武藤敬司に23分50秒、月面水爆からの体固めでフォール負けを喫し、初戴冠はならなかった。
 中西は得意のアルゼンチンバックブリーカー、ドラゴンスクリュー、大☆中西ジャーマンといった大技を繰り出したが、最後まで武藤から3カウントを奪うことはできなかった。敗れはしたが、驚異的な身体能力を生かし王者武藤を後1歩のところまで追い詰めた中西の戦いぶりは、会場をおおいに沸かせた。



中西学(なかにし・まなぶ)
1967年1月22日、京都市出身。レスリング全日本選手権フリースタイル100キロ級で4連覇(89〜92年)を果たし、バルセロナ五輪にも出場した。1992年のプロレスデビュー後は、1997年に小島聡と組んで第31代IWGPタッグ王者に就く。1999年には「G1 CLIMAX」で初優勝。同年、永田裕志と組んで第39代IWGPタッグ王座にも輝いた。06年6月に大森隆男とのタッグでNWAインターコンチネンタルタッグ王座を獲得。得意技はアルゼンチンバックブリーカー。186センチ、120キロ。



商品価格:   500ml×24本/ケース 3,600円(税込3,780円)
商品名:   酸素プラス
販売元:   日本食研株式会社
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URL:   http://www.balancedate.co.jp
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