サッカーワールドカップ2026年大会アジア2次予選第6節、日本代表対シリア代表戦が11日、エディオンピースウイング広島で行なわれ、日本が5対0で勝利した。試合は前半13分、FW上田綺世(フェイエノールト)の得点で日本が先制した。その6分後にはMF堂安律(フライブルク)が左足で追加点をあげ、22分にはMF久保建英(レアルソシエダ)がオウンゴールを誘発した。後半28分にはMF相馬勇紀(カーザピア)がPKを、40分にはMF南野拓実(モナコ)が決めて、ゴールラッシュを締めくくった。

 

 

 森保監督外旋、国歌で涙も(広島)

日本代表 5-0 シリア代表

【得点】

[日] 上田綺世(13分)、堂安律(19分)、オウンゴール(22分)、相馬勇紀(73分)、南野拓実(85分)

 

 

 森保一監督は前節からスタメンを9人、入れ替えてこの一戦に臨んだ。注目は3-4-2-1の右ウイングバックに入った堂安。所属のフライブルクではこのポジションでも起用されている。本来、ウイングバックは守備的な要素も求められる。しかし、堂安がこの位置で出場するとなると、期待するのは得点やアシスト、攻撃的なウイングバックだ。

 

 序盤から、堂安をゴール前に押し上げるため、3バックの右ストッパー・冨安健洋(アーセナル)も果敢にオーバーラップした。堂安はウイングバックながら逆サイドからのクロスには、ゴール前に走りこんでいた。

 

 日本は13分に上田のヘディングシュートで先制した。19分には久保が相手ボランチとDFラインの間で前を向いて仕掛けた。十分に敵を引き付けて、右サイドに位置する堂安にラストパス。これを受けた10番は得意の左足でゴールニアサイドを射抜いた。見事、森保監督の期待に結果で応えた。

 

 日本は22分、オウンゴールでリードを3点に広げ、試合を折り返した。

 

 後半に入ると、日本はシステムをお馴染みの4-2-3-1に変更。堂安は右サイドハーフに移り、安定感のあるプレーを披露した。

 

 28分、相馬が自ら得たPKを落ち着いて右隅に決めた。40分、南野がペナルティーアーク左付近から右足でゴール右に沈めて、危なげなく勝利した。

 

 この結果により、日本は2次予選全ての試合で無失点(北朝鮮代表戦の没収試合3対0の勝利も含む)。同予選を“クリーンシート”で乗り切った。

 

 B組を首位で通過した日本。アジア最終予選は24年9月からスタートする。

 

(文/大木雄貴)