先日、わが事務所の入っているビルで、窓ガラス清掃作業がありました。作業員の方がブランコにのって降りてくるあれです。私とH部員は内側から窓ガラス清掃をみたことがないので、朝からワクワク! 大興奮です。
私:「まだかな〜〜」
H部員:「何時に来るんでしょうね〜」
私:「朝来るとき正面をやっていたから、きっとこっち側は13時以降だと思うな」

 あらかじめ来ていたお知らせの用紙によると、作業時間は9時から17時までとのこと。事務所移転後、はじめてのことなので、一体何時頃にこの窓を作業してくれるのかわかりません。時間ばかりが過ぎていき、二人ともお昼を買いに行くタイミングもうまくつかめずにいました。

私:「早く来てくれないかな〜。おなかすいたのに〜」
働きマンSさん:「ロープが降りてきたらケータイに連絡しますよ」
私:「ワーだめだ! 今日に限ってケータイ忘れてきちゃった!」

 いつもお昼を買いに行っている時間が過ぎ、少しテンションの低くなった私とH部員は「まだ来ませんようにー!」と祈りつつ、ダッシュでお弁当を買いに行きました。

 先に戻った私は、全神経を窓に集中させて緊張感いっぱいのお弁当タイムに突入です。すると、何やら別の部屋から何かの気配がします。あわてて応接室を見に行くと、そこには待望のロープが!! ちょうどダッシュで戻ってきたH部員を大急ぎで呼び寄せて部屋に戻ると、いよいよロープが揺ら揺らと揺れているではありませんか!

「キャー!来たー!」
 上の階から洗剤のシャボンが飛び散り、私とH部員のテンションも最高潮!
 そして見終わった後のH部員の一言。
「地球に生まれてよかった〜〜〜!」

 その後、スタッフルームの窓へも来てくれた清掃作業員の方の仕事を内側から見守り、作業は無事終了。ピカピカになった窓に、夕焼けがひときわきれいに映り、大興奮の1日は暮れていきました。

(R.M)
◎バックナンバーはこちらから