4月11日(土)から、クラブリーグが始まりました。
 埼玉県野球協会の主催で行われるこの大会は、4月から8月にかけて、埼玉県内のクラブチーム11チームが、6チームと5チームの2つのブロックに分かれてリーグ戦を行い、各ブロックの1位同士で決勝戦を行います。優勝したチームが関東連盟主催の関東クラブ選手権に出場できる、関東クラブ選手権予選も兼ねた大会です。
 埼玉県行田市で行われた1回戦の対戦相手は松山でした。
 昨年秋に行ったオープン戦で、なかなか点数が取れず、苦戦したチームです。オーダーを見ると、先発はその時苦戦した好投手でした。

 1回表、フォアボール、ワンヒットワンエラーで2アウト満塁になると、サードゴロをファンブルする間にランナーが還り、1点を先制されてしまいます。

 その後なかなか得点することができず、5回まで1対0のこう着状態が続きました。このままのペースで9回までいってしまうのは避けたい状況になってきたとき、1番藤田がライト前ヒットで出塁すると、連続安打で2点を返し、逆転に成功しました。

 2点を取ったことで波にのり、8回にも5点を加えて7対1で勝利しました。

 試合後、「ナイスゲームだったな」と言ってくれたものの、「相変わらずスロースターターだな」との指摘がコーチからありました。相手に合わせてしまい、初回から自分たちの本来の力を出すことができないことは、これから克服していかなくてはならない課題のひとつです。
 都市対抗予選までにオープン戦含め4試合の予定があります。練習も含めて、悪いところを少しでも少なくして、チームの良いところを伸ばしていって欲しいと思っています。

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広瀬明佳
福島県郡山市出身。母がソフトボール、兄が野球をやっていたことから中学・高校時代ソフトボール部に所属。大学時代軟式野球サークル。前職での仕事をきっかけに初めて硬式野球の道へ。現在、埼玉県内の硬式野球クラブチームに所属。チームの紅一点として奮闘中!

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