いよいよ6月20日からクラブ選手権が始まります。
 昨年は9回2アウト満塁からの逆転で埼玉県代表になり、南関東大会2回戦でサヨナラ負けという結果でした。
 今年の目標は全国大会出場です。
 最終調整の実践で、13日(土)に東京の「西多摩倶楽部」とオープン戦を行いました。
 立ち上がりからいまいち調子が上がらない我がチームをよそに、西多摩倶楽部は打線が2順目に入った3回に4点、4回に2点、5回に1点を入れ、コールドゲームペースで試合が進んでしまいます。
 それに比べて我がチームは、なんとかランナーを出してもそのランナーを返すことができず、いつものスロースターターどころか、一向にエンジンがかかりません。エンジンがかからないどころか、サインミス、エラーなど、悪いところがこれでもかというくらい出ました。
 「このまま0点だったらダッシュ100本」
 7回表の攻撃前に安藤コーチがはっぱをかけましたが、全く逆転する気配なく、7対0で負けてしまいました。
 
 今までは、点差が離れても「絶対追いつける」という感覚がありましたが、今回の試合は全くその感覚が感じられませんでした。

 「全くバットが振れてない。クラブ選手権まであと1週間というところにきて、こんな試合をしていたら本番の試合なんか絶対勝てないぞ」
 途中でサインを出すことをやめてしまっていたコーチも、なかば呆れた様子でした。

 20日の本番まで数日しかありません。
 昨年オフから、クラブ選手権のために頑張ってきたと言っても過言ではありません。
 選手ひとりひとりが全国大会に行くために調整し、まずは埼玉県代表権獲得の良い方向ができるよう、頑張ってきたいと思います。


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広瀬明佳
福島県郡山市出身。母がソフトボール、兄が野球をやっていたことから中学・高校時代ソフトボール部に所属。大学時代軟式野球サークル。前職での仕事をきっかけに初めて硬式野球の道へ。現在、埼玉県内の硬式野球クラブチームに所属。チームの紅一点として奮闘中!

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