9月12〜13日、さいたま市長杯秋季大会の埼玉県予選がありました。
 キャプテン交代後初の公式戦。新たな気持ちで臨む大会でもありました。
 1回戦は9対1で7回コールド勝ちをしました。関東大会への代表決定戦となる2回戦は先日のクラブリーグ代表決定戦で20対1の大敗を喫した所沢との試合でした。ひさしぶりにどうしても勝ちたい、と思う試合でした。
 1回表、長打力のある所沢に2点を先制されました。
 2回裏、バントやシングルヒットなどを重ねて2点を返し、ふりだしに戻しました。
 その後5対3とされるも、内容の悪くない試合をしていましたが、7回に突如7得点され、12対3のコールドで幕を閉じてしまいました。

 2大会連続で同じチームに大量得点で負けてしまいましたが、2回の攻撃では、自分たちの野球ができていたと思います。
 私たちのチームは、、所沢のように長打力を重ねて得点する野球はなかなかできません。少しずつランナーをため、シングルヒットで1,2点ずつ重ねていく野球スタイルだと思っています。2回裏の攻撃では、安藤コーチのサイン通りに選手がきちんと動けていたような印象を受けました。これからは、コーチがサインを出せるような突破口をつくる力と、サインを着実に実行できる力をきちんと身につけていかなければならないのではないかと思います。

 最近、スタッフの間でも、どうしたらチームが良く変わるのか、思い悩んでしまっているところがあります。良い選手が10人入ってくれればこれほど楽なことはありませんが、現実的には無理ですし、今いる選手の成長を何よりも願ってもいると感じています。
 今年の公式戦は残り1大会。勝ち進めば企業チームと対戦できるチャンスもあります。
 なんとか来年へつながる試合ができたらと思っています。

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広瀬明佳
福島県郡山市出身。母がソフトボール、兄が野球をやっていたことから中学・高校時代ソフトボール部に所属。大学時代軟式野球サークル。前職での仕事をきっかけに初めて硬式野球の道へ。現在、埼玉県内の硬式野球クラブチームに所属。チームの紅一点として奮闘中!
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