日本勢、連日のゴールドラッシュ! 車いすテニス・上地結衣&競泳・木村敬一は2冠達成 ~パリパラリンピック10日目~

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 現地時間6日、パリパラリンピック10日目が行われた。車いすテニス女子シングルス決勝は日本の上地結衣(三井住友銀行)がオランダのディーデ・デフロートに2-1で勝利。同種目初の金メダルを手にし、前日の女子ダブルスに続いて今大会2冠を達成した。男子ダブルス決勝は日本代表の三木拓也(トヨタ自動車)&小田凱人(東海理化)がイギリス代表のアルフィー・ヒューエット&ゴードン・リード組にストレート負けで銀メダルだった。

 

 競泳は男子100mバタフライ(視覚障がいS11)決勝が行われ、木村敬一(東京ガス)が1分0秒90で優勝。ダニロ・チュファロフ(ウクライナ)は1分26秒82で2位、富田宇宙(EY Japan)は1分3秒89で3位に入った。木村は今大会2冠、富田は同2個目の銅メダル。男子50m自由形(運動機能障がい)決勝では鈴木孝幸(ゴールドウィン)が1位と1秒24差の36秒85で2位に入り、今大会4度目の表彰台に上がった。

 

 柔道の女子57kg級(視覚障がいJ2)決勝は廣瀬順子(SMBC日興証券)がクムシュホン・ホジャエワ(ウズベキスタン)に一本勝ちした。男子73kg級(視覚障がいJ2)決勝は瀬戸勇次郎(九星飲料工業)がギオルギ・カルダニ(ジョージア)に一本勝ち。女子70kg級(視覚障がいJ2)3位決定戦で小川和紗(伊藤忠丸紅鉄鋼)がケリー・ヴィクトリオ(ブラジル)に一本勝ちを収めた。廣瀬と瀬戸は初の金メダル、小川は2大会連続のメダル獲得となった。

 

 陸上は男子100m(車いすT52)決勝で、佐藤友祈(モリサワ)が17秒44で3位に入り、銅メダルを獲得。金メダルはマキシム・キャラビン(ベルギー)が16秒70で、銀メダルはマーカス・ペリノーデーリー(イギリス)が17秒27で輝いた。佐藤は今大会2個目のメダルを手にした。

 

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