日本勢、ゴールボール男子&車いすテニス女子ダブルス&卓球女子で金 ~パリパラリンピック9日目~
現地時間5日、パリパラリンピック8日目が行われた。日本勢は3個の金、2個の銀、1個の銅メダルを獲得した。ゴールボール男子決勝は日本代表がウクライナ代表を延長戦の末、4対3で下した。卓球の女子シングルス(知的障がい)決勝は和田なつき(内田洋行)がエレナ・プロコフェワ(NPA=個人資格の中立選手)を3対1で破った。準決勝でプロコフェワにフルゲームで敗れた古川佳奈美(えん・コミュニケーションズ)は3位決定戦が行われないため、銅メダルを獲得した。車いすテニス女子ダブルス決勝は日本の上地結衣(三井住友銀行)&田中愛美(長谷工コーポレーション)組がオランダのディーデ・デフロート&アニク・ファンクート組に2-1で勝利。ゴールボール男子日本代表、和田、上地&田中組はいずれも初のパラリンピック金メダルを手にした。
ボッチャ混合団体3位決定戦は日本代表が韓国代表を8対3で破り、3大会連続メダルを獲得した。陸上の男子400m(視覚障がいT13)決勝は川上凌太(日本体育大学大学院)が48秒07で2位に入り、銀メダル。金メダルは47秒43でスカンデルジャミル・アスマニ(アルジェリア)が輝いた。柔道の女子48kg級(視覚障がいJ1)決勝は半谷静香(トヨタループス)がナタリア・ニコライチク(ウクライナ)に敗れたものの、4大会目のパラリンピックにして初の表彰台(銀)に上がった。