巨人、4年ぶりペナント奪還 ~プロ野球~
28日、プロ野球セ・リーグの広島対巨人23回戦がマツダスタジアムで行われた。優勝マジック1としていた首位・巨人は4位・広島に8-1で逆転勝ち。4年ぶり39度目のリーグ優勝(1リーグ時代を含むと48度目)を決めた。10月16日からのクライマックスシリーズ・ファイナルステージの出場が決定した。
4番・岡本、決勝タイムリー含む4安打3打点(巨人13勝9敗3分け マツダスタジアム)
巨人
8=000|102|302
1=000|100|000
広島
勝利投手 菅野(15勝3敗)
敗戦投手 森下(10勝10敗)
「最高でーす!」
現役時代のヒーローインタビューと同じ第一声で、優勝の喜びを口にした阿部慎之助監督。就任1年目でセ・リーグ王座を奪還した。
今季はエース菅野智之の復活が大きかった。9月28日時点で、24試合に登板し、15勝3敗、防御率1.67。チームに12の貯金をもたらした。大黒柱の復活で太い幹ができた投手陣はリーグトップの防御率。セカンド吉川尚輝をはじめとして堅い守りにも支えられ、ここまで21の完封勝ち、2桁失点は一度もなかった。
(文/杉浦泰介)