侍J、明日も対戦する台湾に勝利 ~WBSC世界野球プレミア12~

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 WBSC世界野球プレミア12のスーパーラウンドの日本代表(侍ジャパン)対台湾代表戦が23日、東京ドームで行なわれ、9対6で侍ジャパンが勝利した。

 

 連日先発・チェン、18球5失点で降板(東京D)

台湾代表

6=001|022|001

9=400|032|00X

日本代表

 

勝利投手 清水(2勝)

敗戦投手 チェン(2敗)

本塁打 (日) 村林1号ソロ

    (台) リン1号ソロ

 

 スーパーラウンドのもう1つのカードで、米国代表がベネズエラ代表を下した。この結果、米国、ベネズエラがともに1勝2敗となったため、この試合開始前にすでに決勝進出が決定していた日本と台湾。オープニングラウンドから本日、そして明日の決勝と合わせて、台湾とは今大会だけで3回、対戦することとなった。

 

 台湾は試合前に急遽、先発投手をリン・ユーミンから昨日22日の米国戦でも先発したチェン・ボーンチに変更を申請。日本側は拒否、抗議したものの世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は、変更を許可した。一部報道によると、WBSCは台湾代表に罰金を科したうえで、この変更を許可したという。明日の決勝へ向け、すでに駆け引きが始まった。

 

 侍ジャパンはオーダーを大幅に入れ替えてこの一戦に臨んだ。1回裏、1番に座った村林一輝が先頭打者ホームランで先制。後続が四死球で出塁し、4番・森下翔太の2点タイムリーツーベース、6番・紅林弘太郎の犠牲フライで侍ジャパンはこの回、4点を挙げた。

 

 侍ジャパンは一時、台湾に1点差に迫られるものの、5回裏に清宮幸太郎の2点タイムリースリーベースなどで、相手に勝ち越しを許さなかった。

 

 侍ジャパンは明日24日、東京ドームで台湾とプレミア12の頂点をかけて戦う。

 

(文/大木雄貴)

 

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