第3回 中野なゆ(女子ゴルファー) トイレ問題に光明
野村乳業株式会社と株式会社スポーツコミュニケーションズのタイアップ企画第3弾のコーナータイトルは<二宮清純の「おなかを育てる」プロジェクト>です。毎回、ゲストをお招きし、コンディショニングなどについて語り合います。
「幼少期から便秘」
二宮清純: 第3回目のゲストは女子ゴルファーの中野なゆ選手です。よろしくお願いします。
中野なゆ: こちらこそ、よろしくお願いします。
二宮: 中野選手は現在、JLPGA資格認定プロテスト合格に向け、トレーニングの真っ最中です。プロテスト合格は1次プロテスト、2次、そして通称「ファイナル」と呼ばれる最終プロテストを通過しなくてはなりません。これまでの最高成績は?
中野: 一昨年にファイナルまで進出しました。2024年は2次に進出できなかったので、2025年夏のテストに向けてトレーニングをしています。
二宮: 高知県だと松山英樹選手の母校の明徳義塾高校が有名ですが、高知中央高校に進学した理由は?
中野: もちろん、明徳義塾という選択肢もありました。ただ、中高生が一緒に練習するので「今日は女子が打ちっぱなし練習で、男子はフィジカルトレーニング」といった具合に、毎日ゴルフボールを打てる環境になかったんです。
二宮: 高知中央は?
中野: その点、母校の普通科・スポーツコースに進学すれば昼まで授業を受けて、あとは黒潮カントリークラブに移動し、立派な本コースで毎日練習ができます。そのため、高知中央を選択しました。
二宮: 学校のネームバリューも大事ですが、練習環境も大事ですよね。
中野: 毎日コースでボールを打てる方に私は魅力を感じました。
二宮: さて、本題に入りましょう。中野選手はずっと、おなかの不調に悩まされてきたそうですね。
中野: 幼少期からずっと便秘で悩んできました。3~4日は当たり前のようにお通じが来なかったり……。
二宮: さすがに3~4日はつらいでしょうね。
中野: はい。小学生の頃は、便秘がひどすぎて強い腹痛に襲われ、夜中に救急車で運ばれたこともあります。意識が朦朧としたのを、薄っすらと覚えています。
「寝起きがスッキリ」
二宮: そこで約1カ月、マイ・フローラを飲んでもらったわけですが、気づきはありましたか?
中野: 飲み始めて1~2週間くらいした頃に、「あれ? そういえばお通じの回数、多くなったな」と感じました。
二宮: お通じが良くなると、精神的にも落ちつきますよね。
中野: そうなんです。これまではおなかが張っていると、トイレに籠り、かなり踏ん張ってもコロコロした硬いものが少し出る程度でしたが、今はおかげさまで、ツルンと便が出ます。これがうれしい。
二宮: おなかの不調がプレーに影響したことは?
中野: 便秘状態だと、いつ「ぎゅるぎゅる」とおなかに波がくるかわからないんです。コースに出てしまうと、トイレや茶屋がイン・アウト(ラウンドの前半と後半)の真ん中あたりにしかないので、心配になります。
二宮: ゴルフはプレー時間が長いから、トイレの問題は深刻です。
中野: だから決まった時間にお通じがきてくれると安心しますよ。それが、朝のうちだと、尚更うれしい。
二宮: 他に実感されていることは?
中野: ここ最近、朝の寝起きがとてもスッキリしているように感じています。
辻統太(野村乳業マーケティング部): その理由を私から。マイ・フローラに使用している乳酸菌自体に十分なエビデンスはないのですが、一般論として腸内環境を改善すると自律神経が整います。それにより睡眠の質が高まると言われています。
二宮: アスリートにとって睡眠時間の確保は重要です。
中野: 朝起きる時間から逆算して、7時間は絶対に寝るようにしています。これはもう昔からですね。ゴルフの天敵って寝不足なんじゃないかな、と思います。集中できない時は、スコアもよくありません。
二宮: ゴルファーの朝は早いですが、起床時間は?
中野: 5時から6時の間に起床します。それからゴルフ場に行って、18ホールをラウンドします。お客様へのラウンドレッスンなどもあるので、終わるのは大体、14時から15時の間です。
「体に良い物」
二宮: 睡眠以外で気をつけていることは?
中野: 高知から千葉に出て来た母が栄養面に気をつけて、食事を作ってくれています。母の食事をしっかり食べていれば大丈夫、と信頼しています。
二宮: それは強力なサポートですね。
中野: 母は「無農薬野菜が良い」と言って、食事面ではかなり気を使ってくれています。そんな母がマイ・フローラの原材料やボトルの説明書きを見て驚いていました。
二宮: と、いいますと?
中野: 保存料も添加物も一切不使用で、「体に良い物しか使ってないじゃん! これ、すごいね!」と喜んでいました。今は母と一緒に親子でマイ・フローラを飲み、腸活に励んでいます。
二宮: これまでも健康を気遣って、ヨーグルトを食べたりしたことは?
中野: いえ、ヨーグルトはあまり食べてこなかったですね。何をしても便秘は解消できなかったので、正直なところ諦めていました。その点、マイ・フローラは私の体質に合っていると思います。
二宮: ところで、高知県出身の中野選手は、かなりの酒豪だそうですね。
中野: 特に日本酒が好きです。
辻 :ちょっと、いいですか(笑)。マイ・フローラに使用されている広島大学の植物乳酸菌(ラクトバチルス・プランタルムSN13T株)は、肝機能低下を抑制する働きがあると報告されています。
二宮: これは私も実感しています。マイ・フローラを飲み始めてから「頭、痛いなァ」といった二日酔いが随分少なくなりました。
中野: それはすごい! マイ・フローラを飲み始めて、まだ大きな飲み会がないので今後が楽しみです。
二宮: プロテストに合格したら、お祝いしなくちゃいけませんね。
中野: ありがとうございます。頑張ります! その時はマイ・フローラで乾杯しましょう。
<中野なゆ(なかの・なゆ)プロフィール>
1999年6月25日、高知県高知市生まれ。6歳でゴルフを始める。小学生から高校までで国民体育大会に2回出場するなど、全国大会には13回出場した。高知県ゴルフジュニア選手権は2回、四国のジュニア大会は3回優勝。高校卒業後、関東に拠点を移し、ゴルフ場の研修生キャディーなどを経て、現在は日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のツアープロを目指している。2022年4月、プロを目指す若手のための大会「マイナビネクストヒロインゴルフツアー」の開幕戦を制した。同年11月、株式会社大倉(23年、株式会社HESTA大倉に社名変更)と所属契約。2024年11月にJLPGAティーチングプロフェッショナル会員の入会審査に合格し、2025年1月からティーチングプロとしても活動している。
(文・写真/大木雄貴)